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キキーッ!!
赤
青
ほんの一瞬のことだった。
僕は赤君と、散歩していた時
いきなり後ろから大型トラックが信号無視をして僕達の方へ爆速で突撃してきた。
僕は気づいてなくて、赤君が僕をドンッと押したのだった。
青
赤
青
ピーポーピーポー
青
青
どうか、赤君が助かりますようにー。
僕は手術室の前でずっと拝んでた。
ガラガラガラガラ
青
先生
青
青
本当に良かった
僕は、それで頭いっぱいになった。
ガラガラ
赤
赤
青
赤
青
赤
青
僕は、毎日赤君のお見舞いに行った。
赤君と喋るのが楽しくて、毎日お見舞いに行った。
赤
青
ある日のことだった。
青
僕は必死に廊下を駆け抜ける。
青
手術室のランプが光っている。
青
さっき、病院から電話があった。
電話にでてみると
「赤さんがッ…ベッドからッ…落ちて…頭を打ってッ…意識がない状態ですッッ」
それを聞いた僕は、大急ぎで病院に行った。
青
青
もうすぐ退院だったのに……。
ガラガラ
青
先生
青
先生
青
ガラガラ
青
赤君が目が覚めたと聞いて、僕はすぐ病室に向かった。
青
赤
青
赤
赤
「貴方は誰ですか…?」
青
赤
青
赤
ダッダッダッダッダッダッダッ
青
やだ…やだ…信じたくないよッ。
赤君…が…記憶喪失…?
青
そんなの信じたくない。
そんなわけない。
…でも
「貴方は誰ですか…?」
本当に誰なの?って顔をしていた。
あれは嘘のわけない。
青
僕は、走って家に帰った。
あれから、僕は赤君のお見舞いに行くことはなくなった。
行くのが怖くて、辛くて、苦しかった。
このまま赤君に会えないまま終わるかもしれない。
プルルルル
青
もうこないと思ってたのに
病院からの電話だった。
青
「赤さん今日退院になります…!」
青
退院…か
会ったとしても知らないだろう。
青
ピッ
青
行ったほうがいいのだろうか。
青
『青ちゃん!!』
『✨️ありがとう!!』
青
もう一度、会いたい……な
青
ダッ
青
青
赤
赤
青
青
赤
青
赤
青
赤
赤
青
本当は、僕と赤君のお気に入りの場所
赤
青
青
青
赤
青
赤
青
青
僕は決めた。
もう逃げたりしない。
僕達、もう一度最初からはじめよう。
でも次は、苦しい思いをさせない。
そう約束する。
だから。
青
赤
青
赤
青
青
赤
赤
赤
青
赤
青
よろしくね。赤君
記憶を取り戻せなくても
やり直せばいい。
僕はそう思った。
赤
青
赤
赤
青
赤
青
青
赤
青
赤
青
僕は、ゆっくりと空を見上げた。
『青ちゃん!!』
青
赤君…大好きだよ
end.