わたし
目が覚めると、自分のでない ベッドに横たわっていた。
目を擦り、鮮明に 映し出された目の前の風景。
マイキーとドラケンがスヤスヤと寝息をたてていた。
わたし
いつの間にか眠っていたようで、 カーテンを開けるともう既に、 夜の街へと変貌を遂げていた。
万次郎
わたし
ドラケンを起こさぬよう、 静かにマイキーを揺する。
わたし
堅
突如起き上がり言葉を発され、 心臓が飛び出るかと思うほど驚いた。
わたし
堅
わたし
堅
わたし
いがみ合っていると、マイキーがベッドから、転がり落ちそうになった。
堅
わたし
二人で支えた後、再びいがみ合う。
堅
わたし
堅
わたし
堅
万次郎
マイキーは呂律の回っていない言葉を発した後、再びスンと眠りについてしまった。
わたし
堅
数秒間目を合わせた後、少し苦笑する。
堅
わたし
今更家に帰るのが面倒になったので、結局ドラケンの家に泊まることとなった。
わたし
堅
わたし
堅
わたし
朝一番にそれ指摘してくんの、うざっ。 急いでそこら辺に落ちてた ティッシュで口元を拭った。
堅
わたし
そーいや、ドラケンち、風俗店だったような.....そこに転がってるゴミって......
わたし
堅
わたし
涙目になりながら嗚咽する。
堅
その後もぐだぐだと言い合っていると、マイキーが眠そうに目を擦り始めた。
万次郎
堅
わたし
ボッフボフのポメラニアンみたいな 見た目したマイキー。 少し、わたしのツボだ。
万次郎
堅
堅
わたし
万次郎
わたし
風呂で疲れと汗を流した後、 洗面所に置いてある大人の玩具に 少し動揺しながらも服を着た。
わたし
堅
わたし
堅
わたし
しかめっ面を浮かべながら、こちらを二度見される。
わたし
堅
わたし
ケンの表情が少し緩んで見えたけど、まあ多分、気の所為だろう。
堅
万次郎
わたし
今から学校、100パー間に合わない。 し、そもそも行くつもりないし。 テキトーにほっつき歩いてよっと。
千冬
後ろから走行してきた自転車が、隣の自転車に幅寄せされたのか、わたし側によろけて倒れた。
千冬
共に走行してたらしき自転車はそのまま真っ直ぐ走り去ってしまった。
千冬
わたし
千冬
転んだ彼はすぐ立ち直り、自転車に乗って走り去っていってしまった。
わたし
野生の勘とでもいうのか、何となく、彼とはもう一度会う気がした。
コメント
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いやもう好き続き待ってます