TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

この寂しさを埋めるのは

一覧ページ

「この寂しさを埋めるのは」のメインビジュアル

この寂しさを埋めるのは

3 - 第3話 かまってくれないから

♥

360

2024年07月25日

シェアするシェアする
報告する

rc

うぅん…

rc

あ、れ?

rc

ここは…そうか

rc

俺、車で寝ちゃってたのか…

rc

って、キャメさんが運んでくれたってこと…?

rc

ふふっ嬉しいな

rc

おはようキャメさん

km

りぃちょくんおはよ〜

rc

キャメさんはなにか今日予定あるの?

km

仕事が入ってて…

km

ごめんね毎日一緒に居られなくて

rc

あはは、大丈夫だよ

rc

俺たち、付き合ってる訳でもないしw

自分に言い聞かせる為にとそう言った

好きな人とひとつ屋根の下で暮らして浮かれている自分に

km

km

分かった

km

また予定空いてる時あれば言うよ

km

いってくるね

rc

うん。行ってらっしゃい

なぜだろう

あの言葉を言った時一瞬、あの人の顔が悲しげに歪んだのは

rc

うーん…ひとりか

rc

てかキャメさん仕事長すぎ…

rc

いつもはこれぐらいに帰ってくるじゃん

俺はキャメさんのことが好きだ

メンバーとして一緒に過ごすうちに、あの人の優しさに惹かれた

でも俺は怖がりだから

ニキニキたちのように当たり前に想いを伝えることは出来ない

キャメさんも女性が好きだろう

ていうか特に18とか

話してる時すごく楽しそう

男の俺に振り向いてくれるはずなどない

rc

…暇だしホテルふらついとこ

rc

誰かいないかな〜

こうして俺は想い人では埋められない寂しさ、欲求を赤の他人で埋める。

もう慣れたし、キャメさんは忙しいから「かまってほしい」なんて言えない

さっきも言った通り、キャメさんは俺の事なんか好きではないだろう

18とかに取られそうで怖い

キャメさんは俺のもの、誰にも取られたくない

そんな独占欲だけが溜まっていく

モブ爺

そこの君、暇かい?♡

rc

なに?暇だけど。

モブ爺

おじさんと遊ばない?

rc

しょーがないなあ…いーよ

モブ爺

じゃあこっちこっち

モブ爺

ここのホテル入ろう

あぁまただ

好きでもないやつに抱かれる

俺はこれでいいのだろうか

パンッパンッ

rc

〜ぃ"ッ

rc

いた、い"

モブ爺

それくらい我慢しろ

ドチュンッ

ドチュンッ

外に出ると、もう夕方になっていた

あのクソじじいとヤった後、まだ俺はホテル街をふらついていた

rc

もうキャメさん帰ってるかな…?

rc

てかあのジジイ荒すぎるだろ…

rc

遊ばなきゃよかった。少し血も出たし…

rc

突っ込まれる側の気持ちも考えろっつの

ピロンッ

rc

あ、キャメさんからだ

km

りぃちょくん今どこですか?

rc

あ〜

rc

公園。

rc

キャメさんは帰ったの?

km

帰ってます

km

帰ってきたらりぃちょくんいなくてびっくりしちゃいました

rc

ごめんごめん。

rc

俺も公園飽きてきたとこだしそろそろ帰るよ

km

分かりました

km

待ってますね

スマホを閉じ、方向を変えて家へと帰る

rc

さすがに…ね?

ホテルのことはさすがに言えない。

この寂しさを埋めるのは

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

360

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚