此処は、cpダイナー
金曜日の夜、ダイナーは戦場のような忙しさだった。
no
ヒロ裙、このメロンソーダを25番の席にお願いします
hr
了解です
ドリンクかぁ、運ぶの苦手なんだよなぁ
零しちゃいそうでさ、、
だけどそんな事は言ってられなくて
次から次へと入る注文
no
それ終わったら今度は...
hr
💦
hr
これ急いで行ってきます!
とりあえずこれを届けないと
苦手なドリンクを急ぎめに運んだ
hr
お、お待たせしました、
ドリンクをトレイから手に取った瞬間
hr
あ...っ!
俺の手からグラスが滑り落ち
派手な音を立てて床に叩きつけられた
零れてしまったクリームソーダ
割れてしまったグラス
hr
申し訳ございません!すぐに、すぐに...っ!
パニックで指先が震え、割れたグラスを
素手で拾おうとしたその時
tt
ヒロ裙、触るな、手切るぞ
ガラスの破片を拾おうとする俺の手を止めるように、 あったかい手が俺の手を握る
低いけど、どこか温かい声
キッチンからこちらへ来てくれたのは
年上だけど同期のたっつん
tt
大丈夫だから、下がっとけ
彼は手馴れた手つきで俺を客から遠ざけると
手際よくお詫びと清掃を済ませてしまった。
hr
...ごめん、たっつん…
tt
ええよ、忙しかったな、
tt
グラス素手で触ったらダメだって聞いてたか?
hr
ぁ、ぅん、慌てて、つい...
tt
怪我してへんか?
バックヤードでそう言って
俺の頭をぽん叩いた彼の笑顔に
胸が熱くなる。
hr
...///
ずっと気付かないふりしてた「好き」という気持ちが
零れたメロンソーダみたいに溢れそうだった。
その日の閉店後
hr
お疲れ様です
tt
おつかれー
hr
...
tt
ヒロ裙?
hr
な、なに?
tt
まだしょんぼりしてるんか?
hr
...いや、ぅん...まぁ
何となく気分が晴れなくて
暗い顔してたのかな
たっつんはそれに気がついて声をかけてくれた
tt
よし
tt
元気づけてやるよ
hr
...?
tt
飲んでこうぜ!付き合え!
hr
!
hr
うん!
たっつんの誘いを断れるはずがなかった
嬉しくてモヤモヤなんてどこかいってしまった






