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先生
先生
先生
今は入学式が終わり、各学級学活時間となっている。
そして先生のそんな発言により、出席番号順に自己紹介をすることとなった。
出席番号一番の人から順に、教壇に立ち軽く自己紹介をする。
優
パチパチパチと拍手が起こる。
しかしその拍手の中に紛れて
モブ子
モブ実
彼もまた、会長と同じ人種なのだと悟った。
そして順番は徐々に近づいてきて…
すぐに私の番が回ってきた。
飛鳥
説明しよう! 飛鳥は"表面上"優等生なので内心と表の発言は別人レベルに違うぞ☆
モブ男
モブ彦
小声のつもりなのかな? めっちゃ聞こえるんだけど…
そしてさらに順番は回り…
月
隣の水無瀬さんの順番なのだがなんとも大胆な自己紹介をかました。
……皆に、愛されてるんだろうなぁ
そしてお昼休憩。
前までなら優等生の名目で回りには人がたくさんいたが、ここには私のことを知る人物はいないので一人だ。
一人でお弁当を食べることは別に寂しくない。
今までだって、一人だったと言っても過言ではなかったのだから。
なぜなら、皆が好きなのは『優等生の私』だから──。
お弁当を取り出して、お弁当を覆う袋をほどこうとすると、私に話しかけてくる人がいた。
それは───。
月
飛鳥
月
そう誘ってくる水無瀬さんの側には、出席番号一番の赤音くんもいた。
私にわざわざ話しかけてくるなんて、珍しい人もいるんだなと思いつつ
飛鳥
……と、やはり偽物の笑顔を張り付けて答えた。
優
水無瀬さん、赤音くんに着いていって到着したのは屋上だった。
月
優
飛鳥
その言い草だと、他にもいるような感じがするんだが……?
優
飛鳥
別に人見知りしたりはしないしそれは構わないのだがあまりの多さに驚いてしまった。
月
不安でしかない…()
そしてしばらく待っていると、姿を現したのは見慣れない人達だ。
竜亜
達也
優
竜亜
飛鳥
月
達也
この黄色い先輩の質問はもっともな質問だ。
持ち上がりで入学しないということは厳しい試験があるのだ。
まぁ私は全教科満点で難なく合格したわけだけど。
飛鳥
優
達也
竜亜
飛鳥
竜亜
月
優
あ……ハモった…
飛鳥
思わず溢れた笑みに、自分自身が一番びっくりする。
なんだか久しぶりに、本心から笑ったような気がしたからだ。
──もし私が普通の子だったら…。 こんな生活が、当たり前に送れてたのかな。
なんて、到底叶わぬ幻想を抱きながらも談笑したのだった。
コメント
7件
めっちゃおもろいです! 頑張って下さい!(コメント下手でごめんなさい)
ネーミングセンスの塊ッ! 分けてくれ(切実)