ね…、ねぇ…
…チッ、
なんだよ、うっせぇな
ご、はん…
はぁ、、?
外に置いとけっつってんじゃん
ビクッ、
うじうじ気持ち悪い。
早く出てってくんね、?
つか、勝手に部屋入ってくんなし
ごっ、ごめ…ポロポロ
こんぐらいでピーピー泣くんじゃねえよ
うるさいから早く出てって?
いつから変わってしまったのだろうか
昔はバカップルバカップルとはやし立てられていたが
いまじゃ少しちょっかいを掛けるだけで鬼のような形相でおれを叱ってるくるし
おれの作ったご飯すら食べてくれない。
…はあ、
なにがわるかったのかなあ…ポロポロッ
毎晩のように声を押し殺して泣いて
生きてる価値すら見当たらない
脳裏にうっすらと「自殺」の2文字が浮かんだ
しんだら、らく、なるの…
ある日、置き手紙を残しある場所へと足を向けた
…さとちゃん、
バタンッ
おれが大好きな彼の名前を呼んだ途端扉が大きな音を立てて開いた
りいぬ…ッッ!!
きてくれたんだ
うれしいなあ、www
ねえごめんって
なにが、?
つめたくあたっちゃって、
ごめん
ねえ、さとちゃんはさおれがどれぐらい苦しんでるか分かんないよね
毎晩泣いて毎晩死にたいと思って
さとちゃんにきらわれて…ポロポロッ
一つ一つの言葉に空白のある様な話し方だったけど
君には届いていたみたい
ほんとにわるかったとおもってる…
ここじゃ危ないから…おうちかえろうよ…ッ、
でもね、この世の中謝って済むなんて甘ったるいものじゃないんだよ。
おれの意思は変わらない。
さとちゃん、いままでありがとうねっ!!
りいぬ…っ?!
彼がおれの名前を呼ぶのと同時に
空へのいっぽを踏み込んだ_____







