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携帯がポケットの中で震える。
取り出して確認すると親父からのメールだった。
内容は
帰りに醤油を買ってきて欲しい。
というもの
俺はそのメールに 了解!と返し、
ちょっど1年の教室がある階で、
翔陽の教室の近くだったから、
今、翔陽にも伝えておこうと翔陽の教室に向かった。
1年の教室入るの何気に初めてだな〜とか思いながら
西谷夕
とガラッと勢いよく教室の扉を開ける。
開けて真っ先に目に入ってきたのは
翔陽と翔陽の友人であろう人がキスをしている所。
俺の扉を開ける音に反応して
パッと口を離してこちらを見た翔陽と目が合う。
周りを取り囲んでる翔陽の友人達も
誰だろう?
という感じでこちらを見つめる。
翔陽が顔を赤くして口をパクパクさせているのを見て、
俺は見てはいけないものを見たのだと察した。
西谷夕
西谷夕
日向翔陽
勢いよく扉を閉めようとすると
翔陽が扉を閉めるのを止めようする。
日向翔陽
日向翔陽
西谷夕
西谷夕
日向翔陽
日向翔陽
友人
それを聞いた俺は疑いが確信に代わり戸を閉める力を強くする。
それに合わせて、閉めるのを阻止する翔陽の力も強くなった。
西谷夕
西谷夕
日向翔陽
日向翔陽
その言葉を聞いて俺は力を緩めた。
勢い余った翔陽はスパァンと音を立てて扉を全開にする。
日向翔陽
西谷夕
西谷夕
俺男が好きなんです。とか
俺、彼と付き合ってるんです。とか
言われたとしても受け止めよう、
と思いながら話を聞くことにした。
ほっ、とした翔陽が開口一番言ったのは
日向翔陽
これだった
ちょっとの間、時が止まる
数秒考えてやっと辻褄があった。
日向翔陽
西谷夕
日向翔陽
翔陽の友人達がニヤニヤとしている。
翔陽をからかってたんだろう。
罰ゲームなのに顔を真っ赤にしてた翔陽の事を思い返す
西谷夕
日向翔陽
西谷夕
日向翔陽
西谷夕
日向翔陽
友人
友人
日向翔陽
西谷夕
そう言いながらバシバシと翔陽の背中を叩く
日向翔陽
背中を叩かれ驚き、翔陽は声を漏らす。
その後に少し照れた様子で頬を掻く。
なんだかちょっと………
西谷夕
日向翔陽
西谷夕
日向翔陽
西谷夕
西谷夕
西谷夕
西谷夕
日向翔陽
西谷夕
西谷夕
日向翔陽
西谷夕
日向翔陽
用を伝え、1年の教室から去る。
見えなくなるまで翔陽は手を振ってくれていた。
俺も駆け足のまま手を振り返し続けた。
曲がり角を曲がって翔陽が見えなくなったら
廊下の壁にもたれながらしゃがみこむ。
西谷夕
大きな息を吐き出した。