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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

リビング

ゆうす💛

ほと💙、ちょっと
落ち着いたか?

ほと💙

うん…グスッ

ゆうす💛

そうか~…
丶(・ω・`) ヨシヨシ

ゆうす💛

…なぁ、ほと💙。

ほと💙

何…?

ゆうす💛

さっき、何で
悠真を病院に連れて
行くのに反対したんか
教えてくれへんかな?

ほと💙

うん…

ほと💙

あのね、僕たち…
悠真くんが心配で…

ほと💙

悠真くんの部屋から
移動した後も、
廊下で大人組の話を
聞いてたの。

ゆうす💛

(*-ω-))ウンウン

ほと💙

話を聞いてたら、
心不全って言う言葉が
聞こえてきて…

ほと💙

僕、その病気のこと
たまたま知ってて…

ほと💙

心不全って、
命に関わる病気
なんでしょ…?

ゆうす💛

そう、やな…

ほと💙

だから、もしかしたら
悠真くんが…って
思っちゃって…グスッ

ほと💙

怖かったの…ポロッ

ほと💙

僕、目の前で
パパやママが
いなくなるのを
見ちゃったから…

ほと💙

今、悠真くんと
離れちゃったら、
悠真くんとずっと
会えなくなるんじゃ
ないかなって思って…
ポロポロ

しょ💜

丶(・ω・`) ヨシヨシ…

ほと💙

僕、もう
大好きな人を目の前で
いなくなってほしく
ないんだ…ポロポロ

ほと💙

だから、泣いちゃったの…
みんなを困らせちゃって、
ごめんなさい…ポロポロ

ゆうす💛

いやいや💦
ほと💙は別に何も
悪くないんやから!

ゆうす💛

謝らんでも
ええんやで?
丶(・ω・`) ヨシヨシ

ほと💙

アニキ~!
。゚(゚´Д`゚)゚。ウワァーン

りう❤️

ギュッ(抱き締める)
ほと💙っちは
頑張った!

りう❤️

もう我慢しなくても
いいんだよ…!

ほと💙

りうちゃ~ん!!
。゚(゚´Д`゚)゚。

ほと💙

しょ💜ちゃんも~!
大好きだよ~!
。゚(゚´Д`゚)゚。

しょ💜

えぇ!?w
嬉しいけど…!w

しょ💜

泣かんでや~!
い💙くん~!

しょ💜

僕も大好きやで~!

りう❤️

りう❤️も!

ゆうす💛

俺やって~!

生とタヒの境

お~い!
悠真~!

悠真

…!
愁くん…!

悠真

無理して
連れてきてもらって
ごめんね…

全然平気だよw
むしろ暇だったから
嬉しい!

だから、謝らなくても
いいからな?

悠真

うん…!

悠真

…ここは
いつ来ても綺麗だね…

だろ~?
もしかして悠真、
星とか好きだったりする?

悠真

…!!
星…✨

おぉw
好きそうだなw

そういえば、
悠真って学校とか
行き始めてるのか?

悠真

うん、行ってるよ…?

へぇ~!
学校、楽しい?

悠真

全然…(即答)

めっちゃ即答じゃん!w
え、そんなに楽しくないの?

悠真

うん…
楽しくない…

えぇ~?w

学校のどこが
楽しくないの?

悠真

人付き合いが多い、
集団行動が多い、
人が多い、うるさい、
1人になれない…とか?

結構多いなw

じゃあ、学校の
いいところは?

悠真

いいところ…

悠真

図書室があること…?

お、図書室には
行ったことあんの?

悠真

1回だけ…ね。

どんな感じだった?

悠真

綺麗で、落ち着きそうな場所
…って言う印象だったかな…?

おぉ✨
何か良さそうじゃん!

悠真

でも僕、
学校は苦手だから…
行きたくない…

そっか…

あ、その学校ってさ!
保健室登校とかって
あったりするの?

悠真

保健室登校…?

あれ?知らない?

悠真

初めて聞いた…

え、何か意外!

悠真

意外…?

まぁ、説明するな!

保健室登校って言うのは、
学校やクラスに行きづらい人や
身体が弱い人とかが、
保健室で勉強を自分のペースで
進めていくっていう制度…
だったはず!

悠真

へぇ…何か良さそう…

良さそうって
思ったならさ!

目が覚めた時に
お願いしてみたら?

悠真

でも…迷惑
かけたくないし…

それは迷惑に
ならないよ?w

悠真

何で…?

だって、教室に
行きづらいことを
ずーっと黙ってて
登校してたらさ、
精神的に辛くなって
いつかは心が
壊れていくじゃん?

悠真

うん…

壊れた心って
なかなか治らないだろ?

…悠真がそれを
一番知ってると思うけど…w

悠真

そう、かも…

心を壊さないように
予防できたのなら、
それはお互いにとって
いいことなんじゃない?

悠真は罪悪感を
感じずに済むし、
まわりの人は
悠真が苦しんでいる
ことに気づけなかった
自分を責めなくても
よくなるからな…!

悠真

そっか…

悠真

じゃあ今度、
勇気を出して
聞いてみる…!

頑張れ!

悠真

教えてくれて
ありがとう、
愁くん…!

どういたしまして!

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