テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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雪宮町の怪事件録

第5話 - 初めての捜査

2024年07月25日

#オリジナルストーリー

桜餅

マリナ

それじゃあスタート！

マリナ

と、いうわけで

マリナ

事件現場の屋上にきてみたけどここになんかあるかな？

ミク

先輩の遺体にはなんもなかったからやっぱ、屋上に手がかりがあるんじゃないかと思ってきたけど

ミク

特になさそう？

マリナ

うーん、

マリナ

あっ

ミク

どうしたの

マリナ

この屋上に何か霊がいた痕跡を見つけたんだよねー

ミク

え？ぱっと見なんもないけど

マリナ

霊がいた痕跡も霊の一部みたいなもんだからきっと私にしか見えないんだろうね

ミク

なるほど！

ミク

じゃあ私の仮説は…

マリナ

あってそうだね！

マリナ

あと他には…

マリナ

……………

マリナ

なんもないや！

ミク

え

ミク

嘘でしょ？！痕跡以外何もないの！？

マリナ

うん！なんもないよ

ミク

そんなぁ…(´･ω･`)

マリナ

まぁ調べる場所はここだけじゃないし！

マリナ

とりあえず裏庭いこーよ！

ミク

うんそーだね(´･ω･`)

マリナ

その顔やめて

ミク

うい

マリナ

じゃあ裏庭に…

コツン

マリナ

ん？

マリナ

なんか蹴っちゃった

ミク

え？何蹴ったの？

マリナ

うーんと何処だ何処だ

マリナ

あ！これあれじゃん！

ミク

アレって何？

マリナ

ホレ

ミク

あ！あの黒い石

ミク

やっぱり…絶対不吉な物質だって思ってた

マリナ

…ｿﾞﾜｯ

マリナ

…この石なんかヤバそう

ミク

え？

マリナ

とりあえず私の家行こ！

ミク

なんでなん？

マリナ

この石になんか憑いてそうだから調べる！

ミク

あ！ちょっと置いてかないで！

タッタッタッ…

ガチャ…

マリナ

ただいま！

母ちゃん

あら！お帰り

ミク

お邪魔します

母ちゃん

あら！ミクちゃんも！ゆっくりしていってね

ミク

ありがとうございます

母ちゃん

そういえば大丈夫？学校で人が死んじゃったんでしょう？

マリナ

え？なんで知ってるん

母ちゃん

そりゃあ学校から連絡きたからに決まってんでしょ！

母ちゃん

とりあえず、ひとまず臨時休校になるらしいわよ

マリナ

あ、もうそれ知ってる

母ちゃん

え、もう知ってるの

マリナ

？うん

母ちゃん

…恥ずかし

マリナ

照れてるけど全然可愛くないからね？

母ちゃん

わかってるわよ！

母ちゃん

それでどうしたの！そんなに急いで帰ってきて

マリナ

あ！そうだった今父ちゃんか金ちゃんいる？

母ちゃん

お父さんはさっき旅行に出かけたわよ

マリナ

え？！このタイミングで！？

母ちゃん

えぇ、1ヶ月くらい帰って来ないわよ

マリナ

まじかー

母ちゃん

でも金子ちゃんなら今さっききたところよ

マリナ

マジ！じゃあ本殿行ってくる！

母ちゃん

なんか用でもあるの？

マリナ

うん！ちょっとね

母ちゃん

じゃあ気をつけて行きなさいね

マリナ

はーい

マリナ

ほら！行くよ！

ミク

おk

マリナ

着いたー！

ミク

相変わらず大きいねこの本殿

マリナ

まぁねー^_^

マリナ

おーい！金ちゃんいるー！？

…いるよー！

マリナ

ちょっと用があるから入ってもいいー！？

…いいよー！

マリナ

よし！行こう

ミク

声デカっ

マリナ

やかましいわ

ミク

（＾ω＾）

マリナ

(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎

ミク

お邪魔しまーす…

天神金子

はいいらっしゃ…

天神金子

誰？

マリナ

うぃーす金ちゃんおひさー

天神金子

おぉ久しぶりー

マリナ

？あぁ紹介してなかったね

マリナ

コイツ天神金子、私のいとこ

天神金子

コイツ言うな

ミク

あ、初めまして

ミク

金矢ミクっていいます、コイツの友達で、まぁよろしくお願いします

天神金子

はーいよろしく

マリナ

コイツって誰のことやねん

ミク

マリナ

………

天神金子

そんで何の用？

マリナ

あぁそうだ！この石について調べてよ

天神金子

アンタが調べればいいじゃん

マリナ

私そこまで精密に調べらんないし

天神金子

たくっ…しょうがないなー

天神金子

ちょっと待ってて準備する

数分後…

天神金子

よしOK

天神金子

それじゃあ始める前に…

天神金子

ミク？だったっけ

ミク

はい！なんですか？

天神金子

タメでいいよー

ミク

あぁ…じゃあ何？

天神金子

これ体全体にかけといて

ミク

塩？

天神金子

うん、万が一霊がそっちに乗り移ったら面倒くさい極まりないからね

ミク

わかった

パラパラ…

天神金子

よし！かけたね

天神金子

じゃあ始めるよー

マリナ

…………

ミク

…ｺﾞｸｯ

天神金子

…………

天神金子

ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…

ミク

(なんか呟いてる)

数時間後…

天神金子

…………

天神金子

あー

マリナ

終わった？

天神金子

終わったよー

ミク

で、どうだった？

天神金子

これ結構ヤバいね

マリナ

ヤバいかぁ…

天神金子

ここまで行ったならもう「退治」するしかないねー

ミク

「退治」？

天神金子

まぁお祓い的な奴だよ

天神金子

ほら、悪霊退散！みたいな

ミク

なるほど…

天神金子

退治は私よりコイツの方が得意だからあとは任せるわ

マリナ

コイツ言うな

天神金子

じゃあ頑張れー

ミク

ありがとう！

天神金子

はーい

ミク

うわっもう夕方じゃん

マリナ

じゃあ行くよー

ミク

行くってどこに？

マリナ

学校だけど？

ミク

え？この時間から？！

マリナ

だって夜じゃないと効果ないもん

ミク

なんで学校？

マリナ

その霊が居座ってる場所じゃないと効果ないから

ミク

なるほど！

ミク

じゃあ行くか

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桜餅

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