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いつもと違う、特別な朝
拓磨
真人
拓磨
真人
そう、今日は高校の入学式
俺は幼馴染の拓磨と一緒に学校へ向かう
真人
拓磨
真人
真人
真人
拓磨
俺は今朝見た夢の内容を拓磨に話した
拓磨
拓磨
真人
真人
真人
拓磨
真人
拓磨
真人
拓磨
真人
拓磨
拓磨
真人
それは全く頭になかった
俺自身もそういうのをあまり信じないから
拓磨
拓磨
真人
拓磨
真人
それからは、この夢のことはあまり深く考えなかった
拓磨
真人
クラス表を見ようとしていた俺らは人の多さに圧倒されて
少しの間、離れたところで様子を見ていた
少し時間が経ち、俺らがクラス表の前に移動し始めた時
真人
1人の女の子とすれ違った瞬間に
俺の体を電気が流れるような大きな衝撃を感じた
拓磨
真人
真人
拓磨
そう言って拓磨を見送り、女の子が歩いていった方向を向く
その女の子は一緒にいた友達と手を振って別れているところだった
真人
知らないはずの名前を無意識に呟く
その時
陽菜
女の子が俺の方を振り向いた
陽菜
真人
真人
俺を見てぽかんとする彼女
陽菜
陽菜
陽菜
真人
陽菜
そう言って少し上目遣いで微笑む彼女を見て
夢に出てきた女の子はこの子だと
一瞬で分かった
陽奈
陽奈
陽奈
陽奈
陽奈
陽奈
陽奈
全て、思い出した
俺の最愛の人、″陽奈″が事故で亡くなったあと
俺もまもなくがんで死んだんだ
じゃあ、拓磨が言っていた通り俺は…
真人
真人
そうだとしても、きっと″陽菜″は俺の事を覚えていない
真人
その後は、陽菜と少し話をして別れ
俺は拓磨の元へ向かった
クラスを確認して、俺と拓磨はそれぞれの教室へ移動した
真人
陽菜
真人
陽菜
真人
真人
入学式から1週間後
先生
先生
先生のその言葉を合図に各々教室を出始める
真人
幸いにも俺と陽菜の席は近く、話しかけようと思えば話しかけられたが
俺はあれから話しかけられずにいた
真人
少しの間一人で悩んでいると
陽菜
突然、陽菜がそう呟く声が聞こえた
真人
陽菜
なんのことを言ってるのかわからず、周りを見渡すと
真人
陽菜
真人
あれは″俺″が高校1年生の時のいつの日かの放課後で
真斗
陽奈
真斗
陽奈
真斗
陽奈
真斗
真斗
陽奈
陽奈
陽奈
真斗
陽奈
真斗
真斗
陽奈
真斗
真斗
陽奈
真斗
陽奈
大好きな″陽奈″に告白し、 付き合うことになった日だ
もし″陽菜″が俺のことを思い出してくれるなら…
俺のすることはただ1つ。
真人
陽菜
真人
陽菜
真人
陽菜
真人
陽菜
真人
陽菜
真人
真人
真人
真人
自分でそういったものの、陽菜を真っ直ぐ見れず、少しの間沈黙が続いた
そっと陽菜の方を見てみると
真人
陽菜の目からは涙が流れていた
陽菜
真人
真人
今度は陽菜の目を真っ直ぐ見たまま、名前を呼んだ
陽菜
真人
陽菜
陽菜
真人
陽菜
陽菜
真人
そう呟くのと同時に俺は陽菜を抱きしめる
真人
陽菜
そのまま少し時間がたち、俺らは座って話をした
真人
陽菜
真人
陽菜
真人
陽菜
陽菜
真人
陽菜
真人
陽菜
真人
真人
真人
陽菜
真人
陽菜
真人
陽菜
陽菜
陽菜
陽菜
真人
陽菜
真人
陽菜
真人
真人
陽菜
真人
陽菜
真人
真人
陽菜
陽菜
真人
真人
そう言って陽菜に手を差し出す
陽菜
そう言いながら俺の手を握る陽菜
真人
真人
1度は離してしまったこの手をもう二度と離さないと…俺は心に誓う
だってこれは
俺と陽菜で見つけ出した
運命だから。