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ー kr side ー
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ニキたちとの通話が終わり、俺はリビングへ向かった
予想通り弐十くんは俺のズボンを履きソファに座っていた
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弐十くんの事、つまりTS病にかかっている事だろうか、
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これは二日前から思っていた事だった。
TS病になった時、病院に行くより先に俺に電話してきたくせに
他のメンバーに知られるのは異様に嫌がる。
俺はそれがずっと謎だった
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隣に座る弐十くんは柄にもなくもじもじとして言いにくそうだ
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そんな事口にしただろうか、そりゃ確かにこの姿の弐十くんを他のメンバーに知られるのは抵抗がある。
しかしそれを表に出したつもりがないのだ。
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確かに口には出していなかった
でもそれ以外の全てに出ていたようで、客観的に聞かされればそれはどう考えても独占欲の塊のような行動だった
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一瞬ドキッとした俺の純情を返せ
きっと弐十くんなりの照れ隠しなのだろうけど。
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ふわりと微笑む弐十くん
女性の姿だからか、普段より艶やかさが多くプラスされて、なんというか非常に危うい
無自覚でそれを振りまいているのもダメだ。自覚されてちゃ困るんだが
俺がこんなにも悶々としているのに、当の本人は呑気にテレビを見ている
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デート
今の時代多少偏見が無くなってきたとはいえ、男同士ではまだ冷ややかな視線を向けられる
デートなんて以ての外で、街中で堂々と手を繋いだり、恋人の距離感でいることなんて出来ない。
弐十くんは今までそれを多少なりとも気にしていたのだろうか
ポツリと呟く姿は少しだけ可哀想だった
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俺の手を引いて笑う弐十くんは、とにかく眩しかった
それこそ幼い少女のようにはしゃいで、ぴょんぴょんと飛び跳ねている
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足早に玄関へ向かう
今の弐十くんは目に毒だ。
なぜかって、答えは一つしかないだろう
胸だ
女になった弐十くんは、とにかく胸がでかかった
何かするたびにユサユサと存在を主張するソレは、男の理性を簡単に揺さぶる兵器と化していた。
弐十くんもそれに気付いているのかいないのか、時々わざと押し付けるような真似をしてくる
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今は弐十くんとのデートを楽しもう
デザートは家に帰ってからという事で。
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やはり弐十くんには全てお見通しのようだ
ぶーぶー小言を言う弐十くんから逃げるように俺は玄関の戸を開けた
krnt(2)終
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