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注意書き用
扉を開けるとカラン、と乾いた音をたてて鈴が鳴った。
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雲雀がアキラの口元へスプーンを一匙運ぶと何の戸惑いもなくそれを食べた。
それから、そう経たないうちにセラフとアキラの前に出来立てのホットサンドが運ばれてきた。
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その後も雲雀の料理が振る舞われ、お腹いっぱいになるまでRoom4`sの任務は続いた。
日が落ち、街頭が照らす道を一人歩く奏斗。立て続けに起きたトラブルに追われ、気づけば夜になっていた。
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ぐるぐると終わらない会議を脳内でしながら、帰路をたどる。
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セラフが示した両手いっぱいの手提げ袋には大量の料理が入っていた。
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目を細め、じっと見つめてくるセラフに無言で奏斗は両手をあげ、今回だけは負けを認めた。
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大げさに肩を落とし別れようとする奏斗を思わず引き止めてしまうセラフ。引き止める理由なんてなかったはずだ。
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不思議そうな顔をした奏斗に苦し紛れの言い訳をして、2人で帰路につく。
なんだか今日はこのまま帰してはいけないような気がした。