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⚠️注意⚠️ ・WT様二次創作です ・sha×sm ・地雷、苦手な方は自衛お願いいたします🙇♀️ ・死ネタ有です
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shaさん視点
ここは「グリーン・ウェル」
緑いっぱいで水に富んでいる町
普段は平和で穏やかな町だが、現在は隣町と紛争中
原因はお互いの資源を求めてどっちも譲らない状況に陥ったから
sha
遠くを見ながらそんなことを思っていると、一輪の紫の花を見つけた
sha
ラベンダーの花だった
sha
花を見るといつも
幼い頃ずっと一緒にいた、博識だったアイツのことを思い出す
sha
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持っている本のページを捲りその星座を探していると、見覚えのある花が挟んであるのが見えた
sha
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少し照れながらもまたページを捲り始めた
その本は紙がしわしわで、何か書き込んであるところもあった
相当使い込んでるんだな、と思っていたら
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sha
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でも、別れは突然やってきた
sha
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sm
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sha
俺が渡したのは紫の"ストック"の花
この花の花言葉、お前は知ってるかな
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?の母:もう行くわよ、時間が無いの
?の父:シャークん、と言ったかな。いつも息子と遊んでくれてありがとう。
?の父:お元気で
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sha
sha
スマイル、俺会いに行くから
待ってて
スマイルは元気にしているだろうか
もう十年くらい経って、必死に探してたけど、まだ見つかってない
sha
sha
sha
sha
shaの軍仲間:おい、もうすぐ敵が攻めてくるらしいから、気を付けろよ
sha
shaの軍仲間:またスマイルってヤツのこと思い出してたのか?
sha
shaの軍仲間:早く、会えると良いな
sha
shaの軍仲間:そのためにも、生きて平和に帰ろうぜ
sha
早くこんな残酷なことはやめて
平和な日々がやってきますように
その一心だった
smさん視点
ここは、「パープル・ロックマイン」
鉱石、特にアメジストがよくとれる岩だらけの町
鉱石関係の仕事をしている人が多く、強面な人が多いが根はすごくいい人たちばかり
そんな町だが、今は隣町のグリーン・ウェルと戦争中
鉱石の仕事関係者:早く終わればいいのにな
鉱石の仕事関係者:俺らだって戦争したい訳じゃねぇしよ
sm
smの軍仲間:おつかれ
smの軍仲間:もうすぐ敵国来るってよ
sm
smの軍仲間:お前またその栞持ってんな、失くさないのか?
sm
smの軍仲間:ふ~ん、肌身離さず的な?
sm
sm
smの軍仲間:へぇ、友達?
sm
smの軍仲間:そっか~、それ見てるときのお前、幸せそうだし、いいやつなんだな!
sm
俺が本を大好きになったきっかけはこの栞の花をくれたやつだ
sm
幼少期の俺は親の影響で哲学に興味を持ち、本をたくさん読んでいた
sm
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この日辺りから、本を読むのが自分の趣味っていうだけじゃなくて、こいつに喜んで貰うため、という新しい理由が出来て
俺はより本を読もうと思った
sm
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sm
こいつとずっと遊んでたい、一緒にいたいって思ってたけど
smの母:落ち着いて聞いて
sm
smの母:あのね、仕事の関係で引っ越しすることになったの
sm
引っ越し...?
smの父:ごめんな、突然決まったから
嘘だ
せっかく距離が縮まったのに
もっと遊ぶ予定だったのに
sm
smの母:来週中かな...
sm
smの母:ごめんね...
sm
sm
sm
アイツに言うのはギリギリまで我慢した
言ったら色々思ってることが溢れそうで
困らせると思うから
アイツには迷惑かけたくないし、幸せでいて欲しいから
sm
素直じゃない俺には、アイツに直接伝えることは出来ないだろうけど
この気持ちが届いて欲しい
とうとうやってきてしまった別れの日
俺は当日の昼ぐらいに、
もう俺、引っ越しするから
とだけ伝えてすぐに去った
アイツは優しいから俺が引っ越す直前にお見送りに来てくれた
?
sm
もう会えなくなったらどうしよう
その思いでいっぱいで
今にも涙が出てきそうだった
でも、お前は
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sm
なんて、俺が心配に思ってることを失くしてくれる言葉をくれるから
泣きそうになる
?
sm
嫌がるわけ無いよな、って思いながら、今出せる精一杯の声で感謝を伝えた
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sm
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こいつはこの花の花言葉知ってて渡してくれてんのかな
お前のことだから、俺に似合いそうな花を直前に探しに行ってくれたのかな
確認する前に別れの時が来てしまった
sm
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また会った時に、答え聞かせろよ
"シャークん"
あれから数十年たったが、まだ会えていない
でも
会えるまでは死ねないから、この戦争も平和に終わらせたい
sm
パサッ
このとき俺は、大事な栞を落としたことに気づかなかった
sha
sha
shaさん視点
戦争で隣町に侵入していたとき
見覚えのある押し花の栞が落ちているのを見つけた
sha
まだ近くにいるかもしれない
そんな薄い希望を持ちながら、全力で走った
sha
sha
会いたい 早く、あの優しくて温かいお前の顔が見たい
sha
その時、俺は
昔より背は高くなったが、後ろ姿は全然変わってない、
大切な人を見つけた
けど
sha
どう考えても会って話すのは許されないって頭では分かってたけど
俺はこの気持ちを止められなかった
sha
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