りら
りら
りら
りら
りら
りら
りら
青
また?
そんな言葉をグッと飲み込み、 いつも通りに微笑む
黄
黄
もしかしたら、と聞いてみる
でもやっぱり
青
黄
黄
ニコッと微笑み彼の姿を見送った
黄
リビングに戻ると無意識に 涙が溢れてきた
黄
ブーブー
電話…?
スマホをとる
黄
発信源は赤の彼氏である桃くんだった
珍しい
どうしたんだろうか
黄
泣き止み、声を元の調子に戻す
黄
桃
黄
黄
桃
黄
桃
桃
それだけ言うとプツンと切れてしまった
はぁ?えぇっと?
来るの?今から?
困惑しつつも簡単に部屋を片付け 涙の跡がないかチェックした
ピーンポーン
早いな…
黄
桃
桃
どうぞと言う前に中に入るマイペースっぷりに毎度のことながら驚く
黄
僕が部屋に入るとすでにソファーで くつろいでいた
いろいろと言いたいことはあるが とりあえず我慢した
黄
黄
桃
桃
分かる、ホントそれ
少し食い気味に言う僕の心の声
それとは対照的に僕の表情は揺らぐ こと無く
黄
と冷静に言う
桃
桃
なるほどね
でも僕は…
桃
桃
桃
黄
桃
桃
黄
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
桃
その後も桃くんは止まることなく 不満を言い続けた
桃
桃くんは一通り言いたいことは 言えたのか息を深く吐いた
桃
黄
言えない
言いたくない
言ったら、仮面が外れてしまう
ずっと我慢して堪えていたのに、
台無しになってしまう
桃
桃
やめて
桃
やめて
桃
黄
桃
桃
黄
いつの間にか僕は涙目になっていて 顔を歪めていた
そんな僕を桃くんはじっと 見つめて
桃
桃
黄
僕はゆっくりと頷いた
桃
やっと本音を言った僕に桃くんは 満足そうに微笑んだ
それが嬉しくて少しずつ少しずつ 飲み込んだはずの言葉が出てきた
それを桃くんは頷きながら 聞いてくれた
黄
どんどん外れていく僕の仮面
でも止まらなかった
一度出てしまった僕の思いは無くなるまで流れ続けた
黄
心に溜め込んでいた全てを吐き出した
桃くんはぽんぽんと頭に優しく触れた
黄
桃
黄
桃
桃
黄
桃
桃
そう言うとニカッと笑った
りら
りら
りら
りら
りら
りら
りら
りら
コメント
11件
続き気になりすぎます! フォロー失礼します💖
素敵すぎて、、フォロー失礼しますッッ!