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紫
紫
楽屋のドアを開けた瞬間、 一番最初に目に入ったのは
ソファの端に座る橙。 その隣に、距離ゼロで座る桃。
いや、正確に言うと、
桃が、橙を囲ってた。
腕、回ってる 距離、近すぎる 空気、甘すぎる
桃
桃が差し出したのは、 橙の好きな飲み物。
橙
桃
即答
橙は一瞬黙ってから、 小さく「……ありがと」と言って受け取る。
その時の顔。
完全に、安心しきった顔。
あ、これダメだ
俺は心の中でメモを取った。
✐桃は、橙の安全スイッチを把握している。
少しして。
橙がスマホを見ながら、ぼそっと言った。
橙
桃
橙
理由は言わない。
でも桃は、即動く。
桃
橙
桃
それでも、離れない。
紫
✐橙、無自覚に 呼べば来る存在として桃を認識。
その時。
青
青が入ってきた。
続いて、黄赤
空気が、一瞬止まる。
橙が、はっとして体を離そうとする。
が、
桃は、離さない。
むしろ、自然に橙の肩を引き寄せる。
青がニヤニヤする。
桃
青
青
橙、真っ赤。
✐橙、照れ耐性ゼロ
メンバーがそれぞれ別の話を始めても。
桃は、橙から離れない。
髪を撫でる。 肩に手を回す。 声を落として話す。
桃
橙
桃
橙
その一言で。
桃の目が、完全に柔らかくなる。
紫
✐橙の一言で、桃の保護欲がMAXになる
俺はもう諦めた。
これは、
距離感が近いとか、 仲がいいとか、 イチャついてるとか。
そういう次元じゃない。
依存と独占と可愛がりが、完全に噛み合ってる。
橙は、桃の存在で安定してる。 桃は、橙を可愛がることで満たされてる。
—相互補完。
俺は小さくため息をついた。
紫
桃
紫
桃
橙が「え!?」と声を上げる。