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#えとさん愛され
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ら む ね _ @暇人
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コメント
1件
体育祭の練習から帰り道の自覚シーン、すごく丁寧で胸がきゅっとなりました。うり先輩の笑顔が頭から離れないとか、「名前を呼ばれただけで嬉しい」っていう積み重ねの気持ちが伝わってきて…。えとちゃんの「るなが楽しそうだから」にもじんわりきました。恋のはじまり、応援したくなります!
体育祭まであと5日。
朝から教室は、体育祭よ話で持ち切りだった。
黒板には、種目が書かれた紙が大きく張り出されている。
体育祭の種目は全部で4つ。
リレー、サッカー、野球、応援がある。
るなはリレーだ。
えと
るな
えと
えと
るな
えとちゃんは嬉しそうに笑った。
虹ケ丘高校の体育祭は、学年関係なく選ばれたメンバーで競技をする。
えと
るな
えと
るな
放課後
今日はリレーの練習日。
リレーはチームごとに並ぶので、るなは自分のところまで行く。
るな
シヴァ
るな
Bチームに行くと、大きな声でシヴァ先輩が叫んだ。
るな
シヴァ
シヴァ
シヴァ
るな
ヒロ
ヒロ先輩が挨拶をする。
るな
うり
うり先輩も、口を開く。
るな
うり
うり
るな
ヒロ
るな
ヒロ
ヒロ
るな
るなは、スタートラインに立つ。
バスケ部顧問
バスケ部顧問
笛が鳴る。
るなは思いっきり走りだした。
風が頬を撫でる。
前だけを見て、ひたすら走る。
そして、うり先輩にバトンを渡す。
るな
うり
うり先輩がバトンを受け取った瞬間、
一気に加速した。
速い。
本当に速い。
あっという間に前の人を追い抜いていく。
るな
思わず見とれてしまう。
そして、シヴァ先輩にバトンを渡す。
うり先輩が、るなのところまでくる。
うり
るな
うり
うり
るな
るな
うり
るなが笑うと、うり先輩も笑った。
胸の奥が、強く締め付けられた。
帰り道。
るなはひとりで歩いていた。
さっきのうり先輩の笑顔が頭から離れない。
名前を呼ばれただけで嬉しい。
話せただけで嬉しい。
笑ってくれたら、もっと嬉しい。
でも_____
他の女の子と話していると、少し嫌だと思ってしまう。
るな
そこでるなは気づいた。
今まで、「ちょっと気になる」くらいだと思っていた。
でも違う。
もっと前から、少しずつ積み重なっていたんだ。
一緒に帰ったこと。
名前読んでくれたこと。
優しく声をかけてくれたこと。
るなのことを気にかけてくれたこと。
全部が嬉しかった。
るな
足を止める。
そして、胸に手をあてる。
ドキドキしている。
るな、うり先輩が好きなんだ。
そう思うと、一気に顔が熱くなった。
恥ずかしい。
でも、嬉しい。
初めて、自分の気持ちをちゃんと認められた。
るなは、一ノ瀬うり先輩が好き。
完全に。
ちゃんと。
好きになった。
えと
後ろから声がした。
振り返ると、えとちゃんが立っていた。
るな
えと
るな
えと
るな
えと
えとちゃんは、怪しそうにるなを見る。
えと
るな
えと
るな
えと
えとちゃんは笑う。
えと
るな
えと
その言葉に、るなは小さく笑った。
るな
夕焼けの道を、ひとりで歩く。
るなの恋は、これから始まる。