じゃぱぱ
シオン
じゃぱぱ
少し胸が傷んだ気がした。
じゃぱぱ
シオン
じゃぱぱ
シオン
じゃぱぱ
『昨日慌てて掃除してよかった…汚いところなんて見せられるかっ!』
じゃぱぱ
シオン
じゃぱぱ
俺がベットに座って隣を軽く叩くと、着いてくるように隣に座った、
『やばい、かわいい。近いっ!俺やらかしたかもしれん!自爆じゃね!?』
じゃぱぱ
立ち上がってゲームのセットをしている途中、彼女が口を開いた。
シオン
セッティングする手が、一瞬止まってしまった。
じゃぱぱ
シオン
『そう来たか…』
じゃぱぱ
コントローラーを渡して俺も隣に座った。
シオン
じゃぱぱ
シオン
シオン
私は元々、そんな元気の無い子じゃなかった。
寧ろ、元気で明るい、イタズラ好きな子だった。
母
こうやって、家族であろうと上下関係を突きつけられ、一緒に遊ぶ友達なんて居なかった。
『貴方を守るためなんだ』って、ある意味箱入り娘で、箱入りしすぎた娘に近かった。
まだしっかり敬語を使えない時に、お父さんは亡くなった。
シオン
父が亡くなったのは、私のせいだと聞いた。
その時から私の感情は小さく萎んだ。
笑えなくなったんだ。
どちらかと言うと、諦めたに近かったと思う。
理由はよく知らないが、私のせいだと攻め込んだ。
唯一仲の良かった友達も、成長の過程でほとんど話さなくなってしまった。
私は1人なんだなって、自分を否定する日々が続いた。
今もそうだ。
シオン
無理やり笑おうとしながらこっちを見る彼女を見て、抱きしめてあげたくなった。
今はもう1人じゃないって。
俺にだけでも、本物の笑顔を見せてって。
でも、俺にそんなことする勇気なんてなかったんだ。
じゃぱぱ
そんなことしか言えない俺を自分で殴りたくなった。
腕が震えて、ゲームをスタートさせることすら出来なかった。
シオン
じゃぱぱ
シオン
シオンちゃんは俺の腕を揺さぶってきた。
いつの間にか泣いてしまっていたらしく、心配されていたらしい。
『俺、こんな性格じゃないのに…』
シオン
じゃぱぱ
シオン
シオン
気づけば、コントローラーも投げ捨ててシオンちゃんを抱きしめていた。
彼女は困惑して固まって居るようだ。
『そりゃそうだよな…』
じゃぱぱ
言えない。
『好きだ』なんて言えるタイミングじゃない。
でも、彼女は俺を抱きしめてきた。
シオン
シオン
主
じゃぱぱ
主
じゃぱぱ
シオン
主
主
主
主
主
シオン
主
主
じゃぱぱ
コメント
2件
続き楽しみにしてます!無理しなくてもいいよ!