あの日急に言われた
俺、引っ越すんだ。って
君は、少しだけ、何か寂しそうにしていた。
何か心残りがあるような、
何か、、、
でも僕はバカだからww
ちょっと分かんないw
ifside
俺は今日引っ越すんだって伝えた
何度も息が詰まりそうになった。
何度も何度もためらった。
君は少しの笑みを浮かべ、
俺から目をそらすようにうつむいた
でも、その顔はとてもじゃないが
笑ってるとも言えなくて、
泣きそうな顔をしていた。
あの時にドッキリでした~wwって
言えたら最後まで笑えていたんだろうな。
でも君は
それだけ言って帰ってしまった。
あそこで少しでいいから
『いやだ。』『いかないで。』
なんて言葉が聞けたら幸せなんだろうな。
あの日から君とは会ってない
仲良くなってしまったらもっと悲しいから。
今日は絶好のお散歩日和。
いつもは大好きだったこの道
君がいないとただの道に見えてくる
あぁ、僕いふくんが好きなんだなぁっ
そんなのんきなことを考える。
君ともっといたいなぁっ、、
まだ行かないでよぉ、、
そう君の名前を呼ぶのは何回目?
いつも隣にいてくれた、
あの綺麗な青空のような瞳をもう一度見たい。
ふと、誰かの泣いているが聞こえた
懐かしいような
そうでもないような
でも、これは分かった。俺の会いたかった人だ
-hotoke-side
そこには僕の愛してやまなかった
大切な人。
理解があまり追いついていなかった
でもそこには確かにいふくんがいた。
いふくん?
彼は少しだけ不機嫌そうに、 けれど それに打ち勝つような
太陽みたいな笑顔でにぱって笑った。
いふくんが目の前にいるその事実がまずうれしくて
沢山泣いた。
-3日月後-
引っ越しのあの日
あのあと大好きだよって言ったら、 俺も。って
正直めっちゃ嬉しい。
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応答なし
今日も『いないはず』の彼に電話を掛ける。
簡単に言うと
引っ越しの日にいふくんがまたなっていったあと
交通事故で死んじゃったみたい。
彼と歩いた道を今日は一人で歩く。
もちろん悲しい。死のうとも思った。
けれど、約束したんだ。
悲しくなったら俺に電話かけろよって。
今日もいないのにね、わかってるのにね、
君が待ってるかも、
そう思うと電話しちゃうw
僕って
そんなことない。
そう、いふくんの声がした気がした。
もう一度だけ
君の歌を聞きたかった。
また、撫でて欲しかった
君の宝石のような瞳を見たい。
君の
大好きだよ。
を聞きたい。
本当に大好き。
僕にとって人生に一番の価値を与えてくれた君。
僕に宝物をくれた。
何度だって言う。
大好きだ
終わったー。
主