あれから俺は
庇ったことにより敵認定され
ターゲット凸さんではなく俺になっていた
まあぶっちゃけ
凸さんのタゲが外れたなら
まあいいかなって思っている
凸もり
ね
凸もり
ねえ
凸もり
さもさん
さぁーもん
どうしたの?
さぁーもん
なんか暗いよ?
凸もり
そ、その
凸もり
さもさんは
本当にいいの?
その言葉は
今まで気にしていなかったはずなのに
なぜか心に刺さった
さぁーもん
、、、、、
そのまま沈黙が保たれたまま
俺らは教室に向かった
さぁーもん
(そんなの俺もわからないんだよね)
さぁーもん
わっ冷た
どうやら
そういつらに水をかけられたらしいけど
知ったこっちゃない
凸もり
さもさん
凸もり
大丈夫?寒くない?
さぁーもん
うん大丈夫予備があるから着替えれるし
不良
笑
はあ
めんどくさいな
結局凸さん以外何もしてくんないし
気づいてないだけなんかな
ドンッ
さぁーもん
え?
おどろく
あのねえ
おどろく
人に水かけて何が楽しいの?
おどろく
一応言っとくけど
おどろく
おめーらよりさもさんの方が人望あるからな
おどろく
やる相手間違えてない?
おどろく
身の程を弁えろカス
さぁーもん
え?
それを言ったのは
普段はふざけていて
ポンコツキャラなおどろくさんだった
接点ないんだけど
なんだか嬉しかった
不良
ッチ
不良は去っていった
おどろく
大丈夫!?
おどろく
はい、タオル
さぁーもん
あ、ありがとう
凸もり
おどろくさんナイス!
おどろく
許せなかったからね!
さぁーもん
知り合い?
凸もり
あ
凸もり
幼なじみ
おどろく
そーそー
おどろく
家が近いんだよね
おどろく
って
おどろく
早く着替えてきな!
凸もり
さもさん行こっか
さぁーもん
うん