〇〇
こんにちは
〇〇
この短編集の物語の主人公の〇〇です
〇〇
それでは
〇〇
本編へどうぞ
無能
無能
無能
と呼ばれて
心の内側から“辛い”
と思った
私はそんなに
ダメな子
いらない子
必要ない子
なのかな…?
〇〇
…
〇〇
…
〇〇
スゥ
〇〇
あたしって
〇〇
失敗作なんだってさって
〇〇
いらない子なんだって
〇〇
何やったて
〇〇
頑張っても
〇〇
ダメらしいや
〇〇
愛
〇〇
愛
〇〇
愛されたくて
〇〇
偽って
〇〇
…
〇〇
もっと
〇〇
もっと
〇〇
笑顔でいればいいかな?
〇〇
…
ハァ
〇〇
帰っちゃったよ
〇〇
結局…
〇〇
ははッ…
辛いんだったら“相談”しろよ!
〇〇
そう言ってるあんたが私の事を傷つけたんじゃん…
もう少しは俺に“頼れよ”
〇〇
頼りたいのに頼れないんだよ…
もし、傷ついてるのであれば何か“言って下さい” “助けますから”
〇〇
ッ…
〇〇
言えないのッ
〇〇
助けられてないのッ
〇〇
ッ…
〇〇
ポロポロ
〇〇
˚‧º·(˚ ˃̣̣̥ㅿ˂̣̣̥ )‧º·˚
あれ…?
なんで私、泣いてるんだろう…?
〇〇
辛いからかな…?
〇〇
ははッ
〇〇
寝よ…
翌日
〇〇
…
〇〇
ご飯…いらないや
〇〇
でかけよ…
〇〇
…
〇〇
(ここ、好きだな…)
ここだっけ…
あの人らにあったの…?
〇〇
あぁ…
〇〇
思い出したくない…
〇〇
私なんて
〇〇
要らない子なんだよ…ッ
〇〇
必要ない子なんだよッ
〇〇
なのに…タヒニタイって思ってるのにッ
〇〇
なんでッ
私は今日も── 「タヒにたがってる」
𑁍𓈒𓏸 𓂃𓈒 ᕮᑎᗪ 𓈒𓂃 𓈒𓏸𑁍