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紅優
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紅優
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コメント
3件

待ってました〜!!! すごい不気味ですね… 戦闘体制って戦うのかな? 続き楽しみです!待ってます✨
いつもとんでもない気迫で余裕を見せてるjpさんだけど今回は異常な事態すぎて即座に戦闘態勢を取るのは珍しいな…… 不気味すぎてどうなるか全然分からないな……続き楽しみです!
うわっ…第19話、めっちゃ緊張感やばかった😱✨ 止まった時計が狂ったように動き出して、12時の鐘鳴ったら視界歪むとかマジで鳥肌…風雅さんが刀に手添えた瞬間「終わった…」ってなったよ💦 虚路ですら分からないってのがもう怖すぎる…。この不気味さ、紅優さんやっぱり演出上手すぎ😭💕 次話が待ちきれないよ〜!!
第七区域中央部。
時計塔へ続く大通り。
白狐 颯
静かだ。
嫌になるほど。
静かだった。
さっきまで見えていたはずの帰り道は消えている。
通信も不安定。
人影一つない街。
そして。
止まった時計。
龍樹 琥珀《葬列》
灰渕 博《静界》
赫鞘 樹《赫災》
全員が見上げる。
大時計。
針は。
十時十五分。
止まったままだった。
紫苑 陸《虚路》
陸が黙っている。
白狐 颯
紫苑 陸《虚路》
白狐 颯
紫苑 陸《虚路》
その言葉に。
全員が少しだけ緊張する。
第十席。
空間干渉の専門家。
その虚路ですら分からない。
それは異常だった。
紫苑 陸《虚路》
紫苑 陸《虚路》
紫苑 陸《虚路》
灰渕 博《静界》
龍樹 琥珀《葬列》
紫苑 陸《虚路》
全員が歩き続ける。
時計塔まで。
残り百メートル。
その時。
カツン。
白狐 颯
足音。
誰かの。
颯は振り返る。
誰もいない。
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
白狐 颯
今度は自分だけじゃない。
全員が周囲を見る。
だが。
誰もいない。
カツン。
また聞こえる。
今度は前方。
カツン。
カツン。
まるで。
誰かが歩いているような。
緑龍 風雅《白夜》
全員が停止する。
足音も止まる。
沈黙。
風邪も吹かない。
赫鞘 樹《赫災》
龍樹 琥珀《葬列》
その時。
ゴォォォ……
低い音。
地鳴りのような振動。
時計塔。
全員が見る。
止まっていた針が。
動いた。
カチッ。
一秒。
カチッ。
また一秒。
灰渕 博《静界》
白狐 颯
カチッ。
カチッ。
カチッ。
だんだん速くなる。
秒針。
分針。
時針。
全部が動き始める。
いや。
回り始める。
それも。
異常な速度で。
紫苑 陸《虚路》
初めて、陸の顔色が変わった。
緑龍 風雅《白夜》
紫苑 陸《虚路》
紫苑 陸《虚路》
それは全員同じだった。
時計は加速する。
グルグルと。
狂ったように回る。
そして。
____十二時。
鐘が鳴った。
ゴォォン……
街中へ響く鐘の音。
一回。
二回。
三回。
その瞬間だった。
白狐 颯
視界が揺れる。
立っていられない。
頭痛。
吐き気。
胸の奥がざわつく。
赫鞘 樹《赫災》
龍樹 琥珀《葬列》
四回目。
五回目。
六回目。
金が響くたびに。
街の景色が歪む。
建物が揺れる。
道路が波打つ。
まるで。
現実そのものが壊れ始めているように。
そして。
十二回目の鐘が鳴った瞬間。
全てが止まった。
静寂。
誰も喋らない。
白狐 颯
恐る恐る顔を上げる。
そして。
息を呑んだ。
時計塔の前。
いつの間にか。
誰かが立っていた。
人間かどうかも分からない。
遠すぎて見えない。
ただ。
確かにそこにいる。
緑龍 風雅《白夜》
風雅が静かに刀へ手を添える。
その動きを見た瞬間。
颯の背筋が凍った。
境界局最強。
第一席《白夜》
その風雅が。
戦闘態勢を取った。