キキーッ
病院の駐車場につき、車から降り
バタンッ
ガサゴソッ…
俺がポケットから出したのは タバコ、銘柄はMarlboro___。
タバコを口に食わえ、ライターで 火をつける。
空の雲に混じるかのように 俺の口から出ていく白い煙達。
🇺🇸
🇺🇸
この時間がたまらなく好きだ。
実は1度だけ日帝と タバコを吸ったことがある。
その時、戦争で仲間に俺は死んだと思われ戦場に置いてかれたことが あった。
その時に 俺と同じ目に合ってた軍人に 出会ったんだ。
日帝___。
あの時は俺もお前も 馬鹿な軍人だと笑いあった。
その時だけはガキに 戻れた気がした。
何も考えずに言いたいこと 言って笑ったあの小さな頃に。
またお前と吸いたい。
🇺🇸
ポトッ
でも、お前と吸えなくなったら… いや、そもそも会えなくなったら…
なんて思うと寂しさが 一気に込み上げ
グシャッ
その寂しさを かき消すように 落としたタバコを 踏んで火を消した。
看護師
看護師
看護師
🇺🇸
病院に入り看護師が案内してくれた日帝の居る部屋の前に立つ。
ゆっくりと新しい世界に 入るかのように扉を開けた。
窓が空いているせいか 部屋の電気は付けていなくても 少し暗いが十分周りがよく見える程明るかった。
そして日帝は 何処か遠くを 見るように窓の外を見ていた。
俺が入ってきた事に気付かないほど ボーッとしていた。
🇺🇸
俺は日帝に優しく声をかけた。
すると日帝は直ぐに振り向いた。
お前に謝りたいことが沢山ある
これから一緒に馬鹿やって楽しく したいことがある。
色んな感情が俺を襲った。
そしてようやく俺は口を開けた。
🇺🇸
日帝
コメント
11件
やっぱりこの人天才だわ…
戦争が終わったから、日帝から日本に変わったのかな?