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鬼の王の苦しみと願い

第6話 - 第6話万世極楽教

104

2025年01月03日

#二次創作

#鬼滅の刃

#鬼化炭治郎

#鬼の王

maro🌰

こんにちはぁ！maroです！

maro🌰

話思い付かなくて、久しぶりにテラ開いたらめちゃくちゃいいねされててビックリしました

maro🌰

よし書くかぁ、と思ってもネタ思いついてなぁい

maro🌰

とりあえずキーボードポチポチしてたら思い付いているでしょう

maro🌰

では、本編どうぞ〜

童磨

はぁ、何で此処に置いておかなきゃ行けないのさ。

炭治郎

仕方ないだろう。
人間の顔をまともに持ってるのは童磨ぐらいなんだし…

炭治郎

堕姫はもう死んでるしさ

童磨

む〜、そうかもしれないけどさぁ

童磨

俺の信者を食い荒らす事だけはやめてよね

炭治郎

そんな事しないよ。
今はお腹も空いてないし

童磨

なら良いけど…

信者

教祖様、新たな入信希望者が…

童磨

え？そんな事あるはずないんだけど…

童磨

あ、炭治郎は此処で待ってて。
俺が対処してくるよ

炭治郎

ああ、分かった

童磨達の会話の数時間前

我妻善逸、竈門禰豆子、嘴平伊之助は柱合会議にまた呼ばれていた

あまね

本日の緊急の柱合会議、当主の産屋敷耀哉は、病状の悪化により、皆様の前へ出られなくなったことを心よりお詫び申しあげます

悲鳴嶼

承知…

善逸

（御館様…前に会った時に額が紫色に爛れていたけど、あれ病気だったの！？）

あまね

そして、今回の柱合会議、皆様承知の通り、階級丙竈門炭治郎様についてです。

あまね

以前、皆様が見回りに赴かれた際、殆どの報告書に｢肆｣と刻まれた目玉に付けられている、という報告がありました。

甘露寺

（え！？気づかなかったけど！？そんな事が…）

無一郎

（あの時の違和感はあれか…）

しのぶ

（やはり、あれは…つけられていたのですね）

あまね

そして、鴉から1つ、情報が入りました。

善逸

！？

あまね

それは、ある宗教で、信者が建物に入って行ってから戻ってきていない、という“噂”が目立ってきています。

あまね

月に何度か、そこの教祖が顔を出すそうですが…、男の子を連れていたそうです。

善逸

…男の子…？

あまね

その男の子の見た目は…

あまねが特徴を伝えると、全員、黙りこくってしまった

善逸

じゃあ…その宗教に潜入でもしなきゃ…

あまね

そうなりますね

あまね

勝手ですが、此方で勝手に潜入する方を決めております。

あまね

我妻様、竈門禰豆子様、嘴平様、胡蝶様、時透様…以上5名様にお任せしたいと

しのぶ

それは…また何故？

しのぶ

情報によると、我妻君、嘴平君、竈門さんを殺すようにと念押しされている、と。
顔は割れているはずです

あまね

ええ、ですが、変装でもすれば、多少は誤魔化せるかと

善逸

…にしても、無茶な事を言うんだね、あまね様も…

しのぶ

…仕方ないです。ボロボロの格好をして、可哀想な子供達に見えなくも無いですから。私達は

しのぶ

ええ、身長が小さいから子供っぽいとか思ってませんよ？
ええ、怒ってませんとも

無一郎

…胡蝶さん、怖いよ…

無一郎

にしても、伊之助って被り物取ったら全然違うね

伊之助

はぁ！？

無一郎

被り物しない方が、意外と良いかもだけど…

善逸

伊之助は、この間の遊郭の先入の時に破壊力は凄かったらしいからな

無一郎

へぇ、ああ、君達は遊郭にも潜入したんだね。
どんな感じだったの？

しのぶ

14歳の貴方はまだ知らなくて良い世界です

無一郎

そうなの？じゃあ、15歳になったら知っても良いの？

しのぶ

…駄目です。炭治郎君達はともかく、貴方は駄目です。

無一郎

そんなぁ…

しのぶ

それにしても、禰豆子さんは太陽の下、平気なんですか？

禰󠄀豆子

へ、へいき、だよ！

善逸

この前の任務で、太陽克服したんだもんねぇ

善逸

それなのに、炭治郎は鬼になっちゃうし…。
禰豆子ちゃんを置いてさ、皆を傷付けようとするなんて、ほんととんでもない炭治郎だよ…

しのぶ

さてと…この辺りだと思うんですが…。
此処でそろそろ可哀想な子供達、を演じますか

無一郎

胡蝶さん…顔…

しのぶの顔は笑顔であるも額に血管が浮かんでおり、それこそ鬼のようだった、とか

善逸

…そういえば、置いていかれた男性柱達はどうしたんですか？

しのぶ

ああ、彼らは用心棒です。
いざという時に斬りかかれるよう今も付けていますよ。

善逸

え、それってすと…

しのぶ

黙らっしゃい、善逸君？

善逸

…はい

しのぶ

はいはい、いい加減演じますよ。
設定は…血縁関係は無いが、たまたま出会い、境遇が同じで今こうして一緒にいる、というのはどうでしょう？

無一郎

凄いですね。それなら少しは現実味があって良いかも。
全員が兄妹って言うのもね…

伊之助

早く行くぞ！

善逸

ま、待ってよ〜。

信者

おや、君達は？

しのぶ

！？

無一郎

！

善逸

（信者、だ）

信者

可哀想に…その格好、辛いことがあったんだろう？

しのぶ

ええ…、家族が事故で死んでしまって…。
親戚もこの近くには住んでおらず…。
行く宛ても無くさ迷っていたら、この子達と出会って。
話を聞けば彼らも同じ境遇だと

善逸

（しのぶさんナイス！）

信者

うんうん、そうか。
万世極楽教はね、そういう可哀想な者達を保護して、教祖様が極楽へと導いてくれるんだよ

しのぶ

万世…極楽教…？

信者

そうだよ。あれ、知らないかい？

しのぶ

ええ…遠くから来たもので…

信者

そうか。
いやー、にしても君達は運が良い。
今日は丁度、教祖様も居るし、鬼神様も居るんだよ

善逸

鬼神…様

信者

ああ、最近君臨してくださったんだ。
それはもうお優しくて、辛い心を浄化して下さる。
彼もまた極楽へと導いてくれるんだ

信者

さぁ、此処で話し込んでも仕方がない。
私に着いてくると良い。

一行は怪訝な顔をしながらも、信者について行き

信者

♪〜

しのぶ

あまね様の情報通りですね。ｺｿｯ))

無一郎

そうだね…。此処に炭治郎が…ｺｿｯ))

善逸

勝手に神様にされて…ｺｿｯ))

しのぶ

いいですか。これからは事前に話し合った通りです。
恐らく私たちはこのまま上手く行けば、此処に身を置かせてもらえるでしょう。
そして、隙を見て炭治郎君の様子が鬼とはまた違えば、保護…。そして教祖様の正体が鬼であれば滅殺…

しのぶ

ですが…噂が立つほど人が消えているということは、ただの鬼である可能性は低い。
十二鬼月、上弦である可能性を充分覚悟してください。ｺｿｯ))

全員力強く頷いた所で、信者が振り返った

信者

此処ですよ。
此処が万世極楽教です。

信者

今から君達は仮信者だが…教祖様と話し、正式に認められれば信者となれる。

信者

さぁ、教祖様のお部屋はこちらです。

そして時は冒頭へと戻る

信者

教祖様、新たな入信希望者が…

童磨

え？そんな事あるはずないんだけど…

童磨

あ、炭治郎は此処で待ってて。
俺が対処してくるよ

炭治郎

ああ、分かった

童磨

信者っていうのは、この子達かい？

信者

ええ、この5人です

しのぶ

！？

童磨

ふぅ〜ん

童磨

（1人は可愛い女の子だね。そして、もう1人は男の子、金髪の男の子に鬼の少女…そして、こいつは何処かで見た事があるな。
でも、皆ただの人間じゃない。鬼殺隊だ。
潜入しに来たんだね。まぁでも、此処で追い返したら教祖としての顔が危うい…夜中になったら殺そ）

童磨

やぁやぁ、君達が入信希望者かい？
今日此処にやってくるなんて、運がいいねぇ。
さぁさ、おいで。そんな身なりでは可哀想だ。
此処での制服をあげるよ

全員の大きさに合わせた、白い装束が渡されて

童磨

これを着るんだよ。

善逸

あ…ありがとうございます

無一郎

（こいつ…人間の顔を持っても瞳の数字を隠してない…上弦ノ…弐…！？）

童磨

そして、君達の部屋は此処だ。
俺は昼間は用事があるからね。
自由に過ごしてもらって。
夜になったら…宴をしようじゃないか？

しのぶ

…

童磨

きっと、鬼神様が話し相手になってくれるだろう。
ちょっとまってて

善逸

！？

すると外から少し揉めるような声が聞こえて

童磨

ねぇ、良いでしょ？
君が情報聞き出してよ。
俺からの命令だよ

炭治郎

あの御方以外に聞く気無いんだけど…！

童磨

まぁまぁ、教祖として、だよ。彼奴らは鬼殺隊だ。
憐れだよねぇ、君を連れ戻す為に潜入の手に入ったよ。
少しでもおかしな様子見せたら、殺していいから

炭治郎

…分かった…やればいいんだろ

童磨

うんうん！偉い偉い

善逸

（会話が聞こえる…やっぱり…炭治郎が鬼神様なんだな…）

障子がガラリと開いて

童磨

やぁ、お待たせ。
鬼神様と話すの、凄い楽しいって評判だから。
君たちもこの子と話して、辛い心を浄化させてもらいな。

善逸

…っ

童磨

じゃあ！後は任せたよ。
炭･治･郎

炭治郎

…御意

善逸

た…炭治…むぐっ！？

炭治郎

おっと…ここでは鬼神様だ。
君は、以前にも出会ったことがある…我妻…とか言ったか

炭治郎

君たちも…此処での事は他言無用だ…。
喋ったら殺す

炭治郎

あと…おかしな行動も見せたら殺すからな。

しのぶ

…！

炭治郎

その背中にしまってる危ないモノ…俺に渡せ

しのぶ

なっ！？
（背中に隠してる日輪刀がバレてる！？）

無一郎

僕達はそんなもの…危ないモノって何？
包丁？

炭治郎

ふぅん、そう。しらばっくれるんだね。
まぁ良いけど。
別に？なんでもないよ

炭治郎

俺は暇だし…君達を見張っておく。話し相手になっても良いよ？快く受けるよ。鬼神としてね、

禰󠄀豆子

う…お…にぃ…ちゃ…（怯えており）

炭治郎

お兄ちゃん…？
可哀想に…兄を亡くしたのかい？
辛かったね…

禰󠄀豆子

ちが…う！ちがう…おに…ぃちゃ…は…おにぃ…ちゃ…！
はやく…戻って…おいで…

善逸

禰豆子ちゃん…

炭治郎

辛くて…俺が兄にでも見えたか。
可哀想に。
少しお眠り。
眠ったら…少しは辛く無くなるさ

炭治郎

血鬼術…ヒノカミノ眠り

禰󠄀豆子

…ぁ…

善逸

たん…！禰豆子ちゃんに何をしたんだ！

炭治郎

何もしていないよ。
少し眠ってもらっただけ、疲れてたみたいだ

善逸

ほんとに…鬼だね。アンタ…

炭治郎

鬼神だしな。そう思われても仕方ない

善逸

っ…

善逸

…？

しのぶが指文字をしているのに気が付き

善逸

（日の入りまで、炭治郎君を止めなければ行けない…。感情的になっても…仕方ない…）

善逸

（まぁ…そうだけどさ…分かってるよ…挑発されてるんだって…）

炭治郎

それにしても…此処に来てから飲まず食わずだろう？
お茶でも出すよ

善逸

…

炭治郎

ほら…（人数分のお茶を置いて）

善逸

…（喉乾いてるのは事実だし…炭治郎から出された飲み物…まぁ…いっか）

しのぶ

…（何も入ってない…ですよね…）

無一郎

…

炭治郎

俺から出されたお茶…そんなに信用できない？
何も入ってないから安心して

善逸

（今の炭治郎からは、気持ち悪い程の優しい音がする…人間の時にさせてた音とはちがう…ねっとりした音…）

善逸

（飲んだフリ…でも…）

伊之助

（ゴクッ）
うめぇ…

善逸

（このイノシシ警戒心ゼロだなおい…）

炭治郎

でしょ？
ほら、この子が証明してくれた。何も入ってないって。
喉乾いてるでしょ…飲むと良い…

善逸

っ…（ゴクッ）
あ…（何だ…普通に美味しい）

しのぶ

…（ズズっ…）

無一郎

（ゴクッ）

伊之助

眠ぃな。俺は寝る…

善逸

はぁ！？ちょっと…
でも…え…？

しのぶ

（体が鉛のように動かない…嵌められた…）

無一郎

…っ（やっぱり…血鬼術…）

炭治郎

皆にも同じように眠ってもらうよ。
お休み…そして…さようなら。

童磨

ふふっ…やるね…炭治郎…

炭治郎

人間の頃の俺がよっぽど忘れられないみたいだ…。
可哀想だね

童磨

だね。炭治郎はもう…覚えてないのにね…

炭治郎

知る気もないし、知ろうと思わない

童磨

ふふっ…そっかぁ

万世極楽教の庭…しのぶ達の次にあまり目立たない者が外から見張っていた。

甘露寺

あわわわわ…まずいことになっちゃったわっ！
しのぶちゃん達…炭治郎君の血鬼術にかかっちゃった…！

伊黒

ちっ…彼奴らの合図で俺たちの他に別で待機している悲鳴嶼達も呼び出さねばならんというのに…

義勇

…まずいな…。炭治郎は確実に…鬼となっている

伊黒

（何故此処に冨岡が居るんだ…！まぁ良い…この際、此奴と協力する他ない…）

義勇

夜になってからでないと…俺達も動けない。
下手に動けば…信者達に怪しまれて面倒になるからな…

伊黒

といっても…俺達…こんな草むらに紛れるだけで良いのか…？

義勇

まぁ…なんとかなる…

伊黒

適当だな

甘露寺

暫くは此処で様子を見るしか…

伊黒

夜になったら、彼奴らも動き始めるだろう…

伊黒

それまで監視だ

甘露寺

分かったわっ！

甘露寺

（指揮を執る伊黒さんっ！素敵っ！）

maro🌰

キーボードポチポチしてたら案外話思いつくものだね

maro🌰

次回はバッチバチ戦闘だね。

maro🌰

時間軸…
刀鍛冶が終わってその後…くらいかな。
柱稽古は無し。
無一郎も記憶戻ってるし…
宇髄さんは呼吸使えないし…
煉獄さんはなんやかんやあって生き残ってるってことで

maro🌰

相変わらずあやふやだし、第6話になってやっと時間軸決まるって…

maro🌰

まぁ…気にするなってことだね。
時間軸は任せるっ！
多少の矛盾発生しても気にしない気にしない

maro🌰

では！

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