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新連載
『 一夜だけ、のはずだった。』
ya ur / 赫黑
赫
夜のコンビニの前。
不意に、声。
黑
振り向いたら。
知らない男。
黒パーカー、赤メッシュ入の黒髪の男。
目、細めて、意地悪そうに。
なのに、笑ったら優しそう。
赫
黑
赫
くすって笑われる。
赫
図星。
赫
黑
赫
距離、近づく。
自然に。
逃げる感じじゃない。
圧がない。
なのに、なぜか、目が離せない。
赫
黑
赫
名前呼ばれただけなのに。
胸、変な音する。
赫
首をふる。
赫
赫が、少ししゃがんで。
目線を合わせてくる。
赫
黑
赫
ちょっとだけ、笑う。
赫
赫
耳元、近づいて。
赫
甘い声。
黑
黑
黑
気づいたら素直に言ってしまっていた。
赫
ぽん、って頭を優しく撫でられる。
赫
その一言で顔に一気に熱が集まる。
黑
家に着くと、
部屋、思ったより普通で。
テレビつけて。
コンビニ飯、一緒に食べて。
他愛ない話ばっかして。
赫
赫を横目で見る。
赫
黑
赫
黑
赫
笑いながら。
そっと。
指を絡められる。
黑
手、あったかくて、離したくなくて。
逃げられない。
赫
黑
赫
目が合う。
真っ直ぐ。
冗談じゃない顔。
黑
赫
黑
赫
思考が止まる。
近い、吐息。
甘い匂い。
こく、って頷いてた。
唇に、熱くて、優しい感触。
でも、離れたくなくて。
腰、抱き寄せられて。
ぎゅ、って抱きしめられた。
黑
名前呼んだら。
赫
かすれた声。
そのまま。
ソファー、に倒れ込んで。
天井、ぐらって回って。
赫
赫、耳元で。
赫
黑
否定できるわけ、なくて。
電気、消えて。
部屋、暗くなって。
赫の腕の中。
心臓、ずっとうるさくて。
そのまま ────
黑
赫
黑
黑
黑
赫
黑
気づいたら、朝になっていて。
カーテンの隙間から、暖かい光。
黑
目、開けたら。
同じ枕。
同じ布団。
すぐ隣に、寝てる赫。
腕、がっつり回されてて。
完全に抱き枕状態。
黑
昨日の記憶が一気に戻る。
キス。
抱きしめられて、荒い息で名前呼ばれて。
そのまま、。
黑
黑
逃げようとした瞬間。
赫
ぎゅ。
赫
寝ぼけた声。
でも腕、離れない。
黑
赫
即答。
黑
赫
子供みたいに抱きついてきて。
赫
黑
赫
顔、胸に埋められて。
赫
黑
赫
見上げてくる目。
甘すぎ。
赫
黑
黑
黑
小さく言ったら。
赫が、ニヤって笑う。
赫
赫
額にきす。
赫
コメント
2件
え、よるさん天才ですか?やばすぎるんですけど 終電逃してんのうりりんっぽいしそれを声掛けて家連れてくのもゆあんくんっぽくて好きです その後もどんどん距離近くなってくふたりが良すぎる🫶🏻