陽菜
私の名は陽菜。 飽きっぽい性格の普通のJK。
何をしても満足できず、部活もサークルも色々変えていった
大学を卒業して就職してもすぐ飽きてすぐ辞めるようになった
気づけば彼女の履歴書には たくさんの職場があった
次はレジ打ちの仕事をしてみた
簡単な単純作業が嫌になり、また辞めることを考えていた
そんな時、田舎の母から電話がかかってきた
母
通話
00:00
母
母
そう言われて帰ることにした。しかし荷物をまとめていると、あるものが目に入った
子供の頃の日記だ。
陽菜
確かに幼い字でそう大きく書かれていた
そして私は思い出した 唯一長く続けたもの 「ピアノ」
陽菜
陽菜
通話
00:00
陽菜
陽菜
ピアノは鍵盤の位置を指に覚えさせる ピアノと同じ感じでレジのキーの位置を覚えていった
陽菜
すぐに覚えた 彼女はキーを覚えることでレジ打ちがスピーディーになっていった
3ヶ月後 彼女はすっかりレジ内の達人になっていた レジ打ちが早くなってから少し時間に余裕が出たので、お客さんと話をすることもあった
陽菜
モブ1
とか
陽菜
モブ2
陽菜
とか、話をするようになった
ある日、いつものようにレジ打ちをしていた時だった
店長っぽい人
陽菜
店長っぽい人
陽菜
店長っぽい人
陽菜
そう思い列を見ると…
陽菜
…なぜか私のレジの列に長蛇の列ができ、他のレジには誰も並んでいなかった。そして店長らしき人が…
店長っぽい人
モブ1
モブ1
陽菜
その声を聞き、私の目からポロポロと涙が出てきた
モブ2
陽菜
気づくと私は崩れ落ち号泣していた
陽菜
陽菜
私は心からそう思った。
コメント
1件
この話知ってる🦆