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⚠️ 注意 ⚠️ 主な登場人物 :🐒 、🐰 ご本人様に関係は御座いません 。 BL 、nmmn 要素 有りです 。 それでも良い方はこのままお進み下さい 。
要素:死ネタ…? ↪︎ゾンビ ↪︎ハッピーエンド…?
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走る。どんどん走る。
走っても、走っても。
あいつらからは逃げられない。
成る可く、ぺにがきを庇いながら逃げる。
あいつらから、
逃れるために。
念の為 、
小さめの銃を持ってる。
…本当に、これだけは使いたくないけど。
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何で、此処も居るんだよ。
おかしいだろ。
何で、
こんなに被害が拡大しているんだ?
コマンド勢は、どうなったんだ、?
まさか、失敗した?
いや、そんなわけ…。
…でも、こんな被害が大きいのなら、
失敗したんだろうな。
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此処は、ちょうどあいつらは居なかった。
運がいいのやら、悪いのやら。
兎に角、少しだけでも休まないと、
後々もっと走ることになるだろうから、
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最初は、1人だけだったんだ。
ゾンビに、
感染したのは。
でも、そこから段々と広がっていった。
最初の感染者は、クリエ組の誰かだった。
多分、こうたんな気がする。
こうたんから、クリエ組全体、
クリエ組全体から、
他の勢力にまで感染は広がっていった。
無論、ぺにがき組も例外ではなかった。
感染は、ゾンビに噛まれても駄目。
傷口から細菌で感染するから駄目。
ゾンビの感染に逃れられたのは、
多分、ぺにがきだけ。
kunさんとコマンド勢とLab勢は、
もしかしたらだけど
感染はしてないかもしれない。
でも、確認できる手段が今はない。
今は、逃げるのに精一杯だ。
でも、もし、Laboの人とコマンド勢の中の
誰か1人が生き残っていれば、
この事態は収まるかもしれない。
ぽてち、でんでんさん、しゃけ、ふくりか
ひでさん、菩薩さん、ででさん、やなー、
この中の誰かが生き残ってくれていたら。
そう、願うばかり。
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ぺにがきも昔と比べて、
随分と大人ぶってきた。
昔は可愛げがあったのに、
今は青年感を醸し出していて面白くない。
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そんな、他愛のない話をしていた。
するとどこからかともなく、
元、友達だったゾンビがやってきた。
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そう言って、ぺにがきの手を引っ張り、
また走って逃げようとした。
すると、
囲まれた。
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辺りには元人間だったゾンビが大勢いる。
少なくとも20人近くはいるだろう。
…追ってくるのがあまりにも早すぎる。
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なにを言い出すのかと思えば
「俺を置いていけ」
だって?
此処まで来たからには、
ぺにがきも逃げるしかないだろ。
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ぺにがきは今にも、
泣き出しそうな顔になってる。
死ぬわけでもないのに 何泣きそうになってるんだか。w
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でも、このままじゃ逃げれないのは事実。
ぺにがきは俺より足が遅い。
… なら、
担げばいいんだ。
ぺにがきくらいなら余裕で担げる。
鍛えておいて良かった。
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ぺにがきの言葉を無視して走り出す。
…俺にはもう、時間がないんだ。
走って、
走って、
走った。
本能が出るのを抑えて、
走った。
着いたのは、誰もいなさそうな
山の中腹にある公園。
いや、
公演と言っていいのかはわからない。
ただ、
ブランコと滑り台、
そして椅子があるだけ。
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嗚呼 、
気づかれちゃった。
でも、もう潮時だったから。
ちょうどいい。
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使いたくはなかった。
でも、使うしかない。
俺はポケットに入れておいた銃を取り出し
自分の頭に銃口をつける。
ゾンビの弱点は、
頭らしいから。
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ぺにがきに言いたいことを告げ、
少し震える手で引き金を引く。
一瞬の痛みと共に、
視界がフラッシュバックする。
ぺにがきの声はもう、
聞こえなくなった。
嗚呼、死ぬんだな。
死ぬのは覚悟していた。
でも、
やっぱ怖い。
そんなことを思いながら、
何も考えられなくなっていった。
段々と、
思考がほつれていく。
何も考えられなくなっていく。
俺自身の存在がなかったみたいに、
何もかも、無くなっていく。
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自分で自分の頭を撃ち
死んだかと思った。
でも、
なぜか生きてる。
死後の世界…
ではなさそう。
手の感覚もあるし、
ぺにがきは暖かい。
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何が何だかわからない。
いきなりぺにがきは泣き始めるし、
この部屋の外は何故かドタバタしている。
何だか騒がしいな。
と思ってたその矢先、
いきなり部屋の扉が開いた。
扉を開けた人は…
医者か、?
医者
医者
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後から聞いた話。
俺は2年近く昏睡状態だったらしい。
トラックに轢かれて、
そのまま重体で病院に運ばれた。
頭を打っていて、
骨も内臓もある程度は
ぐちゃぐちゃだったらしい。
医者も助かる見込みはない。
そう判断していた。
俺を安楽死させるか。
そんな話が出た時に、
ぺにがきだけは
俺の安楽死を反対してくれたらしい。
「まだ、助かるかも」
って。
いやぁ、この話を聞いた時は めちゃくちゃに感動したよね。
ぺにがきがそんなことを 言ってくれるんだなって。
ぺにがきなんかすぐに
諦めそうなのに。
実際、
俺の世話をしてくれていたのも
ぺにがきらしい。
これはたくさん遊んでやらないと。
恩を返さないとな。w
どう、遊んでやろうか。
本当に、あれが夢でよかった。
- Fin - 〜 HAPPY END 〜
後日談 書こうか迷ってます。 でも、その前に🐰視点を書くかすらも迷ってます。 どうしましょうかね。 よければコメントしていってください。☺️ いつでも感想、お待ちしております。😌
それでは。
また、会う日まで。