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私には好きな奴がいる
その子は、ドジだし、頭もそんなに良くないし、何言ってるか分かんない時あるし
だけど、明るくて、可愛くて、まるで太陽みたいな女の子
青木 澄晴
桃瀬 恋
太陽に照らされたその桃色の髪は綺麗で
指に絡まないサラサラな絹のような髪
白い肌に良く似合うその髪
ピンク色の血色の良い唇
桃瀬 恋
桃瀬 恋
透き通った綺麗な声
目を擦るその仕草さえも可愛い
青木 澄晴
桃瀬 恋
桃瀬 恋
青木 澄晴
その顔に似合わずに少し口調が悪いのも全て愛おしい
青木 澄晴
桃瀬 恋
桃瀬 恋
青木 澄晴
桃瀬 恋
桃瀬 恋
桃瀬 恋
青木 澄晴
桃瀬 恋
青木 澄晴
そう、ここはα、β、Ωが存在する世界
私は運良くαと診断され
恋はβと診断された
青木 澄晴
桃瀬 恋
桃瀬 恋
青木 澄晴
桃瀬 恋
青木 澄晴
好きな人を手に入れる事が容易くなったわけでもないのに
きっと彼女は普通の恋をして普通の結婚をして普通の人生を歩んだ
私みたいに番やらヒートやらラットやら、そんな単語に振り回されることなんてしないで
ただ普通に、過ごすんだろうな…
桃瀬 恋
桃瀬 恋
青木 澄晴
行ってしまうその背中に手を伸ばして、手を下ろす
青木 澄晴
青木 澄晴
恋がΩだったら、その首を今すぐにでも噛むのに、なんて
桃瀬 恋
青木 澄晴
青木 澄晴
桃瀬 恋
青木 澄晴
桃瀬 恋
青木 澄晴
今はこれでいい、ただ、そばにいられるだけで
私には好きな人がいる
そいつは凄く意地悪で、いつも私をバカにしてくる
だけど、カッコよくて、皆からも憧れられて、優しい
才能があるくせに面倒だと言っていつも手を抜いてる癖に
いざとなったら助けてくれるのがまたムカつく
青木 澄晴
桃瀬 恋
青木 澄晴
桃瀬 恋
桜が舞い散る中で振り返るその姿も様になるその容姿
青木 澄晴
少し低くて、芯のある声で私の名前を呼ぶ所
桃瀬 恋
細くて長い指で私の髪を触る所
桃瀬 恋
青木 澄晴
青木 澄晴
いたずらっ子みたいに笑う所
桃瀬 恋
私がもし、Ωだったら
貴女のそういう素敵な所を独り占めさせてくれたのだろうか
青木 澄晴
桃瀬 恋
桃瀬 恋
青木 澄晴
桃瀬 恋