ららんみ
ららんみ
ららんみ
ららんみ
ららんみ
...ふと空を見上げる。
今日も晴天だ。
ke-
僕は空を見上げる度に思い出す事がある──
とてもよく晴れた日の事だった。
兎
ke-
兎
ふわりと微笑む君が大好きだった。
─大好きだ。
学校からの帰り道、一緒に寄り道をしては遊んでいた。
ke-
兎
その一時が楽しくて仕方が無かった。
兎
兎
ke-
兎
兎
いつもなら笑ってくれるところなのにと違和感を覚えたが、燃えてるなぁくらいにか思わなかった。
とてもよく晴れた日の事だった。
兎
兎
グシャッ
君は、最後に僕の名を呼んで飛んだ。
来世に希望を持って、飛んだ。
君が落ちたのは
僕らの思い出の秘密基地。
ke-
君に微笑みながら軽く怒られるのを期待して、わざと集合の16時30分より遅くつくよう歩いた。
そんなことをした僕が馬鹿だった。
だって、気づいた時には──
家で時々君の顔を思い出しては泣いている。
─いや、嘘。
いつも君の笑顔を思い出して泣いている。
太陽のような笑顔だった。
気分を晴らしに公園に来た。
兎
ke-
ke-
ke-
涙が次から次へと溢れ、地面に落ちてゆく。
それでもこれ以上見えないしょーちゃんに涙を見せたくなくて上を見上げた。
ke-
涙が出ているせいで余計に。
眩しいよ、しょーちゃん。
僕は空を見上げる度に思い出すことがある─
ここはぼくときみふたりのセーブゾーン
そのさきをみにいこう
───
コメント
5件
白さんの歌われたHenceforthをお聴きになさると更に深く感じ取るものがありますかと思います💭🎀 YouTubeにアップロードなされておりますのでお時間のある時に是非~❕❕
切ない系大好きですぅぅ・・・ ららんみ様今回も最高です✨