あなたは誰が好きなの？

あてんしょん 黒愛され前提 赤水白×黒 最初の方に桃青×黒要素有り 駄文 人物の行動、場面、全てがジェットコースター

ただいま大人組の時間

今日も今日とて愛しい彼に愛の言葉を囁く

すると湯気がでそうなほど顔が赤くなる

ピンクのこいつ、ないこも乗ってくる

これが俺たち"大人"の日常

しかしこの日常が一瞬で崩れる時がある

それはこいつら"子供"が来る時である

俺たちは世間一般的にヤンデレの部類に入る

彼が全員が好き、全員と一緒にいたいと思っても俺たちは互いに嫉妬してしまう

"俺のものに"という気持ちを持ってしまうのだ

ないこはなにかを訴えているような瞳で見つめてくる

そして子供組へと視線を移す

つられて俺もそちら側を見ると

彼らの瞳にハイライトという光がないことに気づいた

自分もヤンデレだからだろうか 瞳や感情などで相手の考えていることがわかる

了承したことを伝えるとわかりやすく喜びあにきへと近づいていく

もう愛しい彼の近くに行けないことを察し隣のピンクと黙ってその光景を見る

可愛らしい表現を使い僕たちと話すあにき

久しぶりということもあってか、いつも以上に嬉しくなる

そう言って顔を赤くするあにき

今日も可愛いな

それでも僕たちと幸せそうに話してくれるあにき

愛おしくて愛おしくて仕方がない

自分の気持ちに正直になり答える

予想通りのリアクションだ

顔を赤くしぽかんとしている彼らを見ていたらどこからか不安感を感じた

まさか、と思いさっきから静かなないふの彼らへと視線を移す

案の定そこには不機嫌そうな2人がいた

ほんとにまずい

ちょっと待て

まさか…

やっぱり

いつもは堂々としてるのに俺の事になるとマイナスの方向へと考えてしまう彼ら

やはり好きだなと思いながら

こちらを見つめる5人に叫んだ