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ご本人様には関係ありません 青水 私の主食カプ(赤桃)が出るかも 地雷の方はお引き取りください
それから2日後
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僕はないちゃんを屋上に呼び出した
理由はもちろん、告白の返事をするために
僕は服の袖をぎゅっと握って、口を開いた
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ないちゃんの声が被さって開けたばかりの口を閉じる
ないちゃんは下唇を噛んで泣きそうな子供のように見えた
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頭を下げるないちゃん
突然のことに戸惑いながらも話に耳を傾ける
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最後の方は涙声になっているように感じた
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見上げるように顔を上げるないちゃん
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震える両手に力を込める
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最後に頭を下げる
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顔を上げて見たないちゃんの顔はなんだか、さっぱりしていた
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とびきりの笑顔と暖かい声を添えて、ないちゃんは屋上から出ていった
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自分のリュックを取りに教室に入ると僕の机に寄りかかるようにしていふくんが立っていた
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放課後の時間帯だし、もう誰もいないと思ってたのに
ゆっくりとした足取りでいふくんが僕に近づく
🤪
🤪
言いながら意地悪く笑う
そのまま僕の目の前に来て指を絡める
数回握ったり撫でられてから、腕を引っ張られていふくんに抱きつく形になる
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いふくんの胸を押して離れようとすると、
そんなこと許さないとでも言うように抱きしめてくる
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🤪
あやす様に頭を撫でられて、さっきまで張り詰めていた気持ちが緩む
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気づけばさっきの出来事も話していて、
🤪
脳の奥まで侵食するようないふくんの甘い声が響いて、
もう、いふくんしか考えられなくて
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みんなの知らないいふくん
溶けるような甘さは僕だけの特権
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生徒会室の端
1人で声を押し殺して泣く
俺の初恋は苦くて、少しも甘くなんてなかった
だけど、全力でいい恋だった
今は少しだけこの時間に浸りたい
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最悪だ
泣いている姿は無防備だから誰にも見せたことなかったのに
よりによって年下の幼なじみに見られるなんて
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泣き顔を隠すように、わざと明るい声で話す
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話しながら荷物をまとめる
こんな空気耐えられない
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りうらの横を通ろうとした時
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ぐんっ、と強い力で手首を掴まれた
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俺にして、ってどういう……
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真紅の瞳に吸い込まれる感覚がして、一瞬時が止まる
遠くでギターの音色が響いた気がした
piano&dolce 𝑒𝑛𝑑
コメント
21件
主様の作風本当に大好きです。 💎くんを愛してる🤪くん、🤪くんが大好きな💎くんの甘々な恋を見ているとこっちまで甘々な気持ちになってきます。 今回の作品もとても面白かったです！ これからも応援しています
連載お疲れ様でした !! 初めまして 。月音と申します 。ワードセンス や 物語の書き方 、雰囲気など ぴあす様の作品にとても心を打たれました 。 当方も作品作りをしているのですが 、良ければ書き方などがあれば教えていただきたいです 。Twitter等のSNSなどがあれば 繋がって個人でお話できたら 幸いです 。 お返事 、お待ちしております 。長文失礼しました 🙇🏻♀️
完結ですかね……？ とりあえず連載お疲れ様でした！！！ どの話もきゅんが止まらなくて最高でした！！ めちゃくちゃ面白かったです！！
