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雪狐
何でだろう
人は、様々な感情を持つ生き物
なのに、余り感じなくなっていく
感じずに、口先だけが言うことを聞かないよう
イザナ
雪狐
ほんとはこの言葉も手を振るのもしたくない
だって、必ず会える訳ではないから
昨日まで笑いあった子達がどんどん減っていく
この世の不条理
幸せの裏には辛いことがあると言うけど 道がいくつもあって、その中からたった一つだけを選べと言われたうちの一つを選んだとしても、分からない結果がまってる
私はそう感じる
本当は、行ってきますも苦手
必ずまた巡り会えることが少ないから
今までにあったことは、奇跡？
何だろう
私の幼少期 今の私
幼少期は、良いとは言えないだろう
親からはご飯も貰えず、暴力に苦しんだ
今こうしてる間も苦しんでる人達が大勢いるから
私は一人でも多く救ってあげたい
私がそうしてくれたように
施設であったお姉ちゃん イザナ、鶴蝶 私は救われたから誰かを救いたい
まぁ、難しい事だと分かってるよ
皆はバラバラ
考え方も性格も
皆で一つの色
一つ消えると違和感や、寂しさが残る
皆が幸せになれるのは難しいけど、沢山の人から愛を貰えた私みたいになって欲しいから
一人でも
そう
1人を救うことで何かが動く
幸せという歯車が
小さな一つであっても
歯車が合わされば大きく動くから
これからも増えていくだろう
その繰り返し
だけど、何回でも
救いたい
私みたいな子を
私のようにしたくない
絶対させない
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