-幹部仮眠室-
春千夜
……
仮眠室に置いてあるベッドの上で 布団に入らずただ寝そべっており
ガチャッ
春千夜
……ぁ"?
春千夜
誰だ。
九井
え、お前居たのかよ。
春千夜
居ちゃ悪ぃかよ
九井
別に?
九井
まぁ、俺も徹夜続きだったから
仮眠とりたくて来ただけだから。
仮眠とりたくて来ただけだから。
春千夜
はっ、残念ながら此処は俺が
使っちまってるから
仮眠は出来ねぇぜ?
使っちまってるから
仮眠は出来ねぇぜ?
九井
みたいだな。
春千夜
分かったらさっさと出て行けよ
九井
……
九井
三途。
九井
お前、昼んときのあれ。
九井
何かあったのか?
春千夜
……
春千夜
別に。
九井
ふぅん?
九井
その様子じゃ失敗、か。
春千夜
嗚呼。
春千夜
内容こそ言えねぇで終わっちまった
けどよ、
けどよ、
春千夜
なんか冷めちまったような気もするし
九井
そんな簡単に諦められる想い
だったのか?
だったのか?
春千夜
仕方ねぇだろ。
春千夜
彼奴きっと俺には一切興味
ねぇだろうし。
ねぇだろうし。
九井
興味ねぇ。
九井
あるんじゃねぇの?
春千夜
お世辞とか要らねぇ
九井
考えてみろよ。
九井
あの灰谷が少なくとも
お前と話してんだぞ?
お前と話してんだぞ?
九井
それに、さっき蘭に会った時
お前の話ばっかだったし?
お前の話ばっかだったし?
春千夜
は?……いや、流石に嘘だろ
九井
事実だ。
九井
俺がそんな嘘つくと思うか?
春千夜
いや
九井
即答か (笑)
春千夜
まぁな。
九井
んじゃ自信持てよ (笑)
春千夜
嗚呼、
九井
じゃ、俺残りの仕事やってくるわ
九井
……
蘭
…… (笑顔)
九井
うわ、その顔辞めろ。
蘭
そんなつれない事言うなよ九井(笑)
九井
はぁ。
九井
ほら、
蘭
ん、幾ら欲しい?
九井
10万だな。
蘭
はいはい、
九井
ん、どうも
蘭
にしてもさぁ、
蘭
酷い同僚だよな?九井(笑)
蘭
金の為なら余裕で嘘つけるとか
九井
たかが同僚だ。
九井
金には変えられねぇだろ。
蘭
へぇ〜?
蘭
ま、何でもいいけど
蘭
そのうち会社も裏切るつもり
だったりして(笑)
だったりして(笑)
九井
そんな簡単に裏切れるような
柄の会社じゃねぇだろ。
柄の会社じゃねぇだろ。
蘭
まぁね?
蘭
もし裏切ったりしたら
幹部だろうがなんだろうが
幹部だろうがなんだろうが
蘭
スクラップ。だからね?
九井
はっ(笑)
九井
肝に銘じとくぜ、
蘭
そうしな(笑)
五十鈴
はい!!どうも!
五十鈴
続編如何でしたか!?
五十鈴
この調子でどんどん三途を
苦しめて行きます
苦しめて行きます
五十鈴
ふへへへへッ
五十鈴
ではまた次でお会いしましょ〜!







