ある日、夢を見た
友達が笑ってない自分と仲良く遊んでる夢
またある日、夢を見た
自分一人で友達が用意した宝探しをする夢
その次の日も、夢を見た
遠くで自慢げな兄弟と誇らしそうに笑っている両親の夢
そのあとも毎日夢を見続けた
親友が他の子と仲良くなった夢
濡れた自分と教室を掃除する夢
掃除ロッカーに入って夜まで続いたかくれんぼの夢
愛される兄弟と喧嘩して親に怒られた夢
そして、
檻に閉じ込められ苦しそうにもがいてる子供の夢
何日かして、また夢を見た
海の中に浮かぶ夢
この夢は今まで見た夢とは違った
冷たくて、温もりがあって
何も感じない、何も思わないまま
ただクラゲのように浮かぶだけだった
「あの子も、これで檻から解放される」
そうなって欲しいと言う願いを吐き出した泡に込め、目を閉じた
目を閉じたあと自分は夢のない
深い、深い眠りとともに沈んで行った
コメント
1件
頭悪いから意味がワカラナイ(._.)