今、何が起こったのだろう
一瞬、体浮いて、地面に打ち付けられた
潔
そうか、俺は
引かれたんだな
まだ、世界一のストライカーになれてないのに
それに、親孝行も出来てない
でも、やっぱり
凛に思いを伝えればよかった
潔
それだけが、未練だ
意識が朦朧としてきても、周りの音は聞こえてくる
その中に、懐かしい声があった
凛
凛の声が聞こえるなんて、そろそろ死ぬんだな
不思議ともう、痛くない
最後に、幻聴かもしれないけども
凛に、言いたい
でも、声が出ないんだ
凛
潔
これは、幻聴なんかじゃないのか?
潔
凛
心配してくれてありがとうな
でも、もう無理だ
潔
凛
潔
凛
凛、ごめんな
凛は、世界一のストライカーになれるのかな
その姿、見たかったなぁ
凛は、俺の思いに気づきてたか?
気づいてなかっただろうな
でも、それでも俺は凛が好きだ
だけど、
潔
凛
ほんとに、ごめんなぁ
先に行ってるから、待ってるから
世界一のストライカーになってから来いよ?
好きだよ、凛
コメント
1件
もう……目から汗が止まらない🥺 凛は良い奴だったよ…本当に 凛))俺は死んでねぇ"