ヂリリリリリリリリリ!!ヂリリリリリリリ!!
カン カン カン カン カン!!
....
少女
私は騒音が鳴り響く中。目を覚ました 何時もとは違う景色、血に染る窓の外。 一体何がおこっているの...?
少女
窓の外を見ると 武装した人が、次々と... 友達を、村の人達を酷たらしく殺している姿が見えた
少女
震える声と手足。 少女は勇気を振り絞って玄関に向かう
キィィィィ
少女
ドアを開けて辺りを見回すと、 一面に広がる誰かの血。 足元を見ると誰かの腕が転がっている
少女
少女
親ではないと少しだけ安堵する少女
少女
そう言って彼女は涙を流し、 近くにあった布団をそっと誰かの腕に被せて部屋を出た
少女
外に出ればそこは血の海。 人々の屍がゴロゴロと転がっていて 敵みたいな人が沢山いて 凄く...凄く怖い
少女
震えながらも、 みんなを殺した兵達に見つからないように ひっそりと、親を探す ....すると
敵
少女
見つかった
少女
少女は必死に走る。途中で転びながらも ココで死んだら二度と、もう 両親と会えない、大切な人と会えないかもしれない せめて、誰かに会いたい その一心で。少女は走り続ける
少女
敵
少女
その時、私の走っている方向に 見慣れた背中
少女
お母さん
お父さん
少女
グシャッ
お父さん
少女
ぐしゃっという気持ち悪い音と共に パパの腕が落ちる
誰か
それをしたであろう悪人は とても楽しそうに笑っていた
お父さん
少女
誰か
ザシュッ
お父さん
次は喉を切られてしまう
お母さん
お母さん
誰か
誰か
そう言うとアイツは剣ではなく 手から魔法のように風の刃を出して ママの腕を切った
少女
お母さん
少女
少女は泣き崩れた。 実の親が目の前で殺されかけている そんな状況で立っては居られなかった
お父さん
少女
誰か
そう言うと奴はパパに近づく
少女
その瞬間少女の体は動いた。 突発的に、ただ、その人達を守りたいという思いで
私は奴の前に、2人を庇うように立つ
少女
お母さん
誰か
誰か
誰か
誰か
お父さん
パパは力を振り絞って立ち上がると 私を抱きしめ、 奴を睨んだ
誰か
敵
少女
さっきの兵が....やって来た....
誰か
誰か
...どうやらこの人は偉い人らしい...
誰か
お母さん
誰か
お母さん
誰か
誰か
お母さん
誰か
その言葉を聞いてママとパパは 顔を見合わせ....覚悟を決めたようにママが口を開く
お母さん
誰か
グシャッ
少女
コレは悪い夢。そう、悪い夢だ... 終わって...お願いだから...はやく....この夢からさめてよ!
ーーーて
起きて!
少女
少女
....夢?
お母さん
目の前には心配そうに私を見つめるママが居た。 そうだ、私は確かココで昼寝をしていて...
少女
あぁ、良かった
少女
お母さん
お母さん
少女
ピンポ-ン
お母さん
お母さん
お父さん
ガチャっと言う音を立てて扉が開く。 そこには...
波瑠
少女
夢で見た腕時計を付けた女の人がいた
少女
お父さん
少女
波瑠さんはとっても優しい人で 後ほど一緒にご飯を食べた。 家は遠いので今晩泊まっていく事になったのだが... 私はどうしても夢の事が気になってしまう
確かあれは夜.... 今晩もしかして夢で起きた事が....?
時は過ぎて現在時刻 午後8:00
お母さん
お父さん
少女
出かける?そんな... もしもコレが夢と同じなら....
お母さん
パパもママも出て行ってしまった...
少女
波瑠
少女
波瑠
波瑠さんは私に優しく微笑んで寝室に行くように促した なので私はしょうがなく寝室に行った
夜の10:00
少女
私はまだ寝ていなかった。 気になってしまって... 夜になったのでチラリと窓の外を見て確認する。すると
少女
少女
助けてくれぇっ!
キャァァァァァァァァ!! 嫌だ!死にたくない! こコイツならやる!だから俺は...ヴアア!!
ママァ、パパァ!! ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッッッ!!
少女
夢と同じだ
私は急いで波瑠さんの部屋を確認する
波瑠
敵
私は夢よりも早い時間に起きているから まだ波瑠さんは死んでいないのだ。 でも、このままだと...殺される...
少女
私は近くにあった鎌を手に取り、 思いっきり敵の背中を切りつけた
敵
少女
波瑠
波瑠さんの胸に剣が刺さっている
少女
波瑠
波瑠
波瑠さんは直ぐに息途絶えてしまう 救えなかった...
私は少しでも結末を帰るために 急いで...ママとパパの元へ向かう
少女
誰か
パパとママが殺された場所に行くと、 まだ姿はなくアイツが立っていた
少女
誰か
誰か
少女
少女
誰か
誰か
少女
お母さん
少女
お父さん
お母さん
直ぐに駆け寄って来て、 2人は私を守るように抱きついて、アイツを睨む
誰か
少女
誰か
少女
グシャッ
少女
お父さんとお母さんの頭がはねとぶ なんでコロされたノ?わかんないよ 私はどうすればいいの?何もできなかった...
少女
涙が溢れ出て止まらない。 嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ.... 夢だと言ってよ。
少女
....
永遠にさめる事はない
ヨル
ヨル
ヨル
ヨル
夜乙!
コメント
2件
最高(*`ω´)b