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ゆき
野薔薇ちゃん！
ゆき
どうしよ…乙骨先輩かっこよすぎるよ…！
ゆき
凄く優しいし
ゆき
報われないって分かってても、どんどん好きになっちゃう
ゆき
…あれ、野薔薇ちゃん？
ゆき
どうしたの？
ゆうた
えーと
ゆうた
雪ちゃん、送り先間違えてないかな？
ゆうた
でも…見惚れていいのかな
ゆうた
かっこいいって思ってくれてたの嬉しい
ゆき
ｺﾛｼﾃｸﾀﾞｻｲ
ゆき
野薔薇ちゃんに送ったつもりが乙骨先輩に送ってたなんて…
ゆき
しにたい
ゆうた
ふふ、そんなこと言わないで？
ゆき
あの
ゆき
見惚れていいって…？
ゆき
聞いちゃダメだったらごめんなさい
ゆうた
僕ね
ゆうた
君の事が好きなんだよ
ゆき
え
ゆき
いやいや
ゆき
で、でも、乙骨先輩には…えーとその…
ゆうた
ああ、もしかして里香ちゃんのこと？
ゆうた
確かに里香ちゃんのことは大切だったよ
ゆうた
でもね、里香ちゃんが言ってたんだ
ゆうた
"私なんかに囚われないでね"って
ゆうた
だから…ね？雪ちゃん
ゆき
わたし…
ゆき
ずっと
ゆき
ずっと…報われない恋だって思ってました
ゆうた
雪ちゃん、今から部屋に行くね
ゆき
待ってます
ゆうた
着いたよ
ゆうた
開けて
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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