健一
システム
システム
システム
システム
健一
その声を聞いた瞬間
達也に巨大な翅が生えて 頭から触覚が出てくる
牙も二本生えて 脚が六本背中から生えてきた
足の一つが ロブスターのハサミへ変化していく
虫の形をしたモンスターだ
朝陽は 茶色い毛がたくさん生えた 巨大な熊に変身していく
鋭い爪に尻尾がナイフになっていて 後ろはクマの毛ではなく チーターの毛皮に違いない
少し奇妙な動物だ
突然すぎて 脚が動かなくなってしまった
健一
健一
健一
健一
僕は達也のハサミで 腹を真っ二つにされ
朝陽のクマの牙で体を喰われていく
血が飛び出て 教室の机と床を真っ赤に染める
みんなみんな モンスターに食われ切られていく
健一
健一
健一
健一
僕は真弥の言葉を振り返る
健一
健一
健一
健一
健一
健一
強い意志を持ったまま 僕は食われて胃で消化され死んだ
健一
健一
健一
辺りを見渡すと カーテンにはガムテープが貼ってあった
健一
起き上がると隣に女の子が眠っている
健一
健一
ギュゥゥゥゥ
健一
健一
健一
健一
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
健一
ユーリ
ユーリ
ユーリ
健一
健一
健一
健一
健一
健一
健一
慌ててパンツ一枚のまま 洗面台へ向かう
健一
健一
そんなことを思いながら鏡を見る
グリード
グリード
グリード
グリード
グリード
グリード
グリード
グリード
グリード
グリード
グリード
グリード
この男をよく見ると 筋肉がアスリートなみにムキムキ
力が有り余っていて 鋼の動かぬ心臓を持っている
そして腕から漂う甘い香り
グリード
グリード
グリード
グリード
キッチン
ザクザクザク🔪
グリード
グリード
グリード
女の子が肉の塊を バラバラに切り刻んでいた
グリード
ユーリ
ユーリ
ユーリ
グリード
グリード
グリード
グリード
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
グリード
グリード
グリード
グリード
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グリード
グリード
グリード
グリード
グリード
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
グリード
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
グリード
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
グリード
グリード
グリード
グリード
グリード
グリード
ユーリ
ユーリ
彼女の体をよく見ると
腰のくびれが細く 綺麗なヘソが見えている
その下には人間の脚ではなく
蛇のように鱗で覆われていて 長く伸びていた
肌は白くて毛がなく
胸を隠すように紫のヒラヒラとした レースをかけている
グリード
グリード
グリード
ユーリ
ユーリ
ユーリ
グリード
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
グリード
グリード
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
ユーリ
図星だった