テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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グリム･リーパー

第67話 - コントロール

101

2022年01月30日

#💊

#ファンタジー

#梅雨瀬文庫

#ミステリー

#一次創作

#ドラマ

あまつ。

修羅魏アスカ

魂霊術！

巫十誇

無操術

あれから約30分…戦いはまだ続いていた

朱希

全然決着つかねぇ…

ロウ･エメライト

あっち階級高い人が多いみたいですね

湊)どうしたどうしたァ？もう終わりかぁ〜？

湊)こっち全然本気だしてねぇよ？

湊)あと青髪の君さ〜さっきから全然能力出てるように見えないんだけど
あ、もしかして能力ない感じ？

巫十誇

…ﾁｯ

燕真琴

あ、十誇っちがキレた

吹嵐咲希

えぇ…

ラト･フラノアル

ふ、ふわふわだね〜…

巫十誇

はぁぁぁぁぁー…

巫十誇

試験とかめんどくさいから早く寝たいよ

巫十誇

だからとっとと終わらせよ

湊)殺意ビンビン…
そう来なくっちゃな！

湊)おい！こいつは俺が殺る
他のやつは頼んだ

巫十誇

…なら、1体1でやろうか

巫十誇

じゃあ、この人僕がやるから
あとお願いね

修羅魏アスカ

りょーかいです！

シロア･ツイスト

無理しないでくださいね

巫十誇

それじゃあ君…
えーと…み、み…みりんくん？だっけ？

湊)ちがう！み！な！と！

巫十誇

ふーん…まぁ、なんでもいいや

巫十誇

二人でやるんだ…遠くへ行こうか

湊)は？

十誇は目で見えないほどのスピードで湊に近付いた

そして湊に触れると十誇の能力によって湊は宙に浮いた

湊)っ…！

クロ)湊…！

巫十誇

だーめ

巫十誇

タイマンだよ？
助けたらダメ

クロ)っ…殺気が…

巫十誇

そうそう、いい子だね

十誇はクロに微笑んだ

クロ)は…？

巫十誇

じゃ、ばいばい

十誇は湊を遠くへ飛ばすと、自分の能力で自分を浮かして空を飛びながら湊の元へ向かった

巫十誇

(さーて…どこに飛ばされたかな〜)

十誇はふわふわと空を飛びながら湊の姿を探した

巫十誇

…！(後ろ…！)

湊)らぁっ！！

湊は後ろから十誇を刺そうとした

巫十誇

遅い…遅いよ

巫十誇

にしても…よくここまで飛んできたね
ジャンプ力すごいや

湊)てめぇ…離せ！

巫十誇

うん、いいよ

十誇は湊を掴んでいた手を離し、自分も地上へ戻った

湊)クソ…

巫十誇

わーすごーい、着地してるー

湊)ｲﾗｯ…

湊)お前…絶対勝ってやる…

湊は自分の体から刃物を生成した

湊)教えてやるよ…
俺の能力は自分の体から武器を作り出すことが出来る

湊)いくら壊してもすぐ作れる…
さぁ、勝てるかな？俺に！

巫十誇

ふーん

湊)おま…！もうちょっと興味持ってくれてもいいだろ！

巫十誇

いやー…なんかうちの後輩に能力似てたから…

巫十誇

似てるけど燭の方が強そう…

湊)〜！まぁいいや…
先手必勝！

湊は刃物を大量に作り出すとそれを十誇に向けて投げた

巫十誇

…

十誇はそれを軽々交わした

巫十誇

僕に投げ技は…勝てないよ

湊)どうかな

湊)まだ…残ってんぞ…？

巫十誇

…！

十誇のすぐ後ろに刀が迫っていた

が…

湊)は…？

湊)手で…掴んだ…？

湊)バカなのか…？手…血だらけじゃねぇか…

巫十誇

ありがとう、武器くれて

十誇は刀を持ち直すと湊に斬りかかった

巫十誇

うーん…やっぱ刀は使いにくいや

湊)(こいつ…右手を怪我してるはずなのに…
攻撃が的確…しかも早い…)

巫十誇

あ、刺せる

十誇は湊の方に刀を刺した

湊)ぐっ…！

巫十誇

痛いー？

巫十誇

まぁ、聞かなくてもわかるけど

湊)てめっ…！

巫十誇

君、2年だよね

巫十誇

僕3年だから、センパイとしてアドバイス

巫十誇

怒りに任せて攻撃をしちゃダメだよ

巫十誇

痛くても、攻撃をくらっても慌てないこと

湊)は…？

巫十誇

ふふっ…

巫十誇

怒ってるから、気付かないんだよ

湊の後ろには大量のナイフが

湊)っ…！！！！

そのナイフは全て湊に向けて放たれる

湊)(避けられない…！
でも、これだとこいつにも刺さる…)

湊に大量のナイフが刺さった

勿論十誇にも

湊)がっ…は…っ…！！

巫十誇

…そんなにのたうち回っても痛みは治まらないよ

湊)ってめ…な……んで…っ！

巫十誇

あぁ、なんで痛がらないのかって？

巫十誇

ふふっ…慣れだよ

巫十誇

ナイフを完璧に操れるようになるまで苦労したんだ

十誇は自分に刺さったナイフを抜きながら喋る

湊)なんで………お前…死な…な…

巫十誇

致命傷は避けたからね

巫十誇

さぁ、トドメだよ

十誇はまた大量にナイフを操った

が…十誇はまた頭痛に襲われた

巫十誇

っ〜！！

巫十誇

(ま、また…なにこれ…ほんとにっ！)

十誇は痛みに耐えながらナイフを湊に放つ

湊)がっ…つ…く…そが……

湊)

──風乃湊── 出血多量で死亡、脱落

巫十誇

はぁ…勝った…

十誇が皆の元へ戻る前にナイフを回収しようとした

その時、ナイフが十誇に向かっていった

巫十誇

…！なんで…っ

巫十誇

(誰か他校のやつが…？いや、違う…！)

巫十誇

(これは…僕だ、僕が操ってる…)

巫十誇

僕の…能力だ…

巫十誇

(でも…あれ、どうやってとめるんだっけ…)

巫十誇

(そもそも…能力ってどうやって使ってたっけ…？)

大量のナイフが自分に迫ってくるのを、十誇は止めることが出来ずにいた

そして、そのナイフの殆どが十誇に刺さった

巫十誇

うあっ…！

流石の十誇でもこの量には耐えられずその場に倒れ込んだ

刺さったナイフは1度十誇の体から抜けたがすぐにまた刺さった

巫十誇

はっ…うっ…！

それが何度も繰り返された

何度も

巫十誇

あっ…が…

なんども

巫十誇

っ…！

ナンドモ…

巫十誇

──巫十誇── 出血多量により死亡

脱落

グリム･リーパー

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難しい… 過去に何があったか調べ直す必要が…？それとも過去とは関係なく単純に記憶の置き換わりと関係があるのか… ただし記憶の置き換わりは確実に過去と関係してる… 私の予想は後者… ということは置き換わる時に能力の制御が不可となった…？？？←んなわけあるかい

あまつ。

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