星乃
はぁ、はぁ…
星乃
う、うぅ…、なんで
星乃
ぐすっ…
星乃
屋上に行こう…
星乃
ふぅ…
星乃
(誤解された…)
星乃
考えるのはやめよう、
星乃
風も吹いてて気持ちし良い、
星乃
あ、服…
星乃
そんなに濡れてなかったから乾いてる…
星乃
…戻ろう、
優
星乃さん走っていったけど…
優
何かあったの…って、
優
なんで床濡れてるんだ、?
凛
優くん…、
春輝
優、お前星乃の付き合っただろ?
春輝
星乃は凛ちゃんが優のこと好きなのを知ってて付き合った奴だぞ
春輝
今すぐ別れた方がいいぜ
紗菜
あぁ、そうしな
紗菜
私も、これには賛成するぞ
優
おい、待ってくれ
優
僕は星乃さんとは付き合ってない
紗菜
は?
凛
え?
春輝
え?
クラスメイト
え?
優
断られたんだ、
優
凛さんが僕のことを好きだから、と
優
それに嫌いではないけど、恋愛対象としては見れないからごめんねって
春輝
だって、俺は、星乃がありがとうって言ったの聞いたぞ?!
優
その後に言ったんだ
優
それに、着いて来るなって言ったよな?
春輝
そ、れは…
優
そこだけ聞いて、クラスに伝えて
優
星乃さんに…水かけたのか、?
春輝
俺は、伝えただけだ…
春輝
その後は、
紗菜
私が、やった
紗菜
水の指示は私だ
凛
裏切られたと思って…
凛
その…、!
優
最低だな…、
凛
うぅっ、
紗菜
そこまで言わなくてもいいだろ…、
春輝
そ、そうだぞ
優
それに、お前とはもう友達じゃない
春輝
は、?
優
縁切りだ
春輝
お、おい…嘘だろ?
優
ほんとだよ
春輝
クソッ…
春輝
確かに悪かったけどよ、
春輝
…すまなかった、許してくれ
優
…嫌だね
春輝
……ッ
紗菜
お、おい…
優
星乃さんが、凛さんが僕のことを好きって言ったのを聞いた時
優
星乃さんへの気持ちが無くなった訳じゃないけど
優
僕を好きな人を好きになろうと思ったよ
凛
え…
優
でも、凛さんがそんなことをする人なら
優
僕は付き合えない
凛
そ、んな…
凛
ゆ、許してくださ…
優
ごめ_
星乃
許してあげて
優
星乃さん…?!
優
許してあげてと言われても…
星乃
私が初めに、ありがとうって言ったのが駄目だったんだよ
星乃
だから、こうなった
星乃
だから、いいの
星乃
気にしてないし…!
星乃
お願い、駄目かな…?笑
星乃
春樹くんと凛のこと、許してあげて
星乃
もちろん、紗菜のことも
優
…分かった、
優
今回は水に流すよ
星乃
ありがとう
星乃
凛のことはよく考えてあげて
星乃
私は付き合って欲しいな…
優
…考えてみるよ
星乃
ありがとう
星乃
凛、ほら、
星乃
手、貸してあげるから立って?
星乃
そんな所に座ってたら汚いよ?笑
凛
で、でも…私、
凛
酷いこと、したよ?
星乃
言ったでしょ?気にしてないって!
星乃
ほら!
凛
ッ…ありがとう、ごめんなさい…
凛
うぅ…ぐすっ、ひぐっ
星乃
あはは笑
星乃
泣かないでよー笑
星乃
可愛い顔が台無しでしょー笑
星乃
…ほら、紗菜も
星乃
黙って立ってないで、戻ろう?
紗菜
ごめん、頬、叩いた…
星乃
いいよ、いいよ
星乃
凛を思ってでしょ?
星乃
分かってたけど、仲間思いで安心したよ!笑
星乃
2人とも席戻ろ?
星乃
春輝くんも戻ろうよ!
凛
う、んっ…
紗菜
うん…
春輝
あ、うん…
クラスメイト
……………