私の名前は……という自己紹介はできない
なぜなら私は転生したら名前もないほどのモブだったのだから。
そして私は今、凛月さんの病室にいる
コスプレイヤーを夢見ていた凛月さんだけど
事故のせいでお腹に大きな傷が出来たらしい
体が弱っているのに、心まで弱ってしまう。
そうしたら取り返しがつかないことになるかもしれない
私は凛月さんの方を見た。
凛月
当然、意識はない。
とても静かな凛月さんは初めて見た
まるで
このまま死んでしまうのではないか
そう思ってしまい怖くなった。
私が椅子をたった瞬間
ガラガラ
扉が空く音がした。
凛月さんの病室は個人のところだし
他に凛月さんの見舞いに来る人に見当がつかなかったから、不思議には思った
だけど、誰が来たかはすぐに分かった
凛月父
凛月父
私と凛月さんのお父さんは目が合った
凛月父
私がそう言うと、凛月さんのお父さんは静かに頷いた。
凛月父
凛月父
凛月父
凛月父
凛月父
凛月父
凛月さんのお父さんは静かに微笑み
凛月父
そう、呟いた
あの時、微笑んだのは何故だろう
私は帰途についた。
ブルーロック学園のサッカー部は
休日は朝から晩まで部活だ
今の時間は18時20分
部活は19時30分までだ。
本当は19時に終わらなければいけないのだけれど、絵心せんせーが校長に直談判をしたらしい。
絵心
絵心
それはそうだ。
なぜならば今は6月の下旬
約1ヶ月後にはインターハイの都大会が始まる
私たちの学校は地区大会が余裕の1位通過
今は都大会にむけて練習に励んでいる
絵心
絵心
絵心
絵心
私は邪魔ってこと?
絵心
後ろから懐かしい声が聞こえた
入院して暫く会えてなかったけど
彼の優しい声は変わっていなかった
潔
潔
モブ、今日も生きています。
お久しぶりです
ほんとうにほんとうに次の投稿は早くします
コメント待ってます
コメント
15件
今回もめっちゃ最高すぎました!
今回も神回過ぎます!! ただか楽しみです
お久しぶりです!今回も神ってます!まじ好きです!