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あれから、ふたりで部屋に戻り打ち上げに参加した
道中、会話はなく 私はただ、岩泉の背中を見ながら歩くだけだった
打ち上げで、バカをやるクラスメイトを見て笑うも、心では岩泉の告白をどう処理して良いか分からず、ざわついていた。
打ち上げ終了後、帰り道をA子とゆっくり歩く
親友A子
あなた
親友A子
あなた
岩泉の名前を聞いて、思わず歩く足を止めA子の方を向く
親友A子
あなた
親友A子
あなた
親友A子
あなた
あなた
親友A子
あなた
親友A子
あなた
親友A子
あなた
親友A子
あなた
親友A子
あなた
親友A子
あなた
親友A子
あなた
親友A子
親友A子
そう言うA子と別れ、各々家に向かった
あれからぐるぐると色々考えて 少し寝不足
昨日の今日で、岩泉とどんな顔して会えばいいのか分からない
そんな事を考えていると、あっという間に学校で、下駄箱には今一番気まずい相手がいた
岩泉
あなた
やばぁ、声が上擦った
岩泉
あまりにも、いつも通りの岩泉に少し拍子抜けした
私が告白されたんだよね? 何かいつも通り過ぎて、夢だったのかと思ってしまう
あなた
岩泉
私の返しに、フッと優しく笑う顔に、ときめいてしまった
岩泉が下駄箱から上履きを取り出した時に、ひらりと何かが落ちた
及川
及川
あなた
及川君に挨拶をしつつ、私は落ちたものを拾った
あなた
岩泉先輩へ
ひらりと落ちたものは、薄い桃色の封筒に癖のない綺麗な字で、岩泉の名前が書いてあった
及川
私が固まっていたので、及川君が私の手元を見てきた そして、んんー、と唸った
岩泉
岩泉は、様子のおかしい私達を、怪訝そうに見てくる
あなた
岩泉
岩泉の反応を見る限り、不自然過ぎる笑顔だったと思う
何で、自分も笑顔を選択したか分からない
あなた
この場にいたくなくて、少し早歩きで、ひとり教室に向かった
つづく 2022/01/07