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瑞希

ねぇ、分からないんだよ。

皆の所為だ。

瑞希

皆の所為なんだよ…

分かってる、自分が悪いんだって。

瑞希

けど、無理…

あんなに信じてたのに。

大好きだったのに。

あんな風に言われるなんて…

思っても居なかった。

まふゆ

瑞希、大丈夫?

瑞希

ま、まふゆ…?

まふゆ

うん、セカイに来たら…

瑞希

ご、ごめんね…

瑞希

邪魔だった…?

まふゆ

ううん、別に。

まふゆは優しいな。

ボクが泣いていても、何も言わずに…

隣りに居てくれる。

まふゆ

瑞希、辛いの?

瑞希

……ううん。

まふゆ

そう、私には辛く見える。

瑞希

そう、かな。

まふゆ

うん、良ければ…

まふゆ

私に言って欲しい。

びっくりした。

まふゆがそんな事言うなんて。

瑞希

信じてた人に…嫌われた。

瑞希

大好きで、信じてたのに…

まふゆ

まふゆは何も言わなかった。

まふゆ

瑞希はどうしたいの?

まふゆ

許せないの?

まふゆ

許したいの?

瑞希

ボクは…

実を言えば、許せない。

けど、それはボクの我儘だ。

だって、絵名はボクと同じ様に…

信じてくれていたんだから。

瑞希

許すよ。

まふゆ

なら…

まふゆ

謝ってきたら?

瑞希

うん、ありがと。

まふゆ

いや、大丈夫。

まふゆ

私も…救われた身だから。

そう笑うまふゆの瞳には、

眩い光が差し込んでいた。

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