テラーノベル
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朝の目には痛い光が、部屋に入ってくる。
赤
こんなに落ち着いて起きるのは久しぶりだった。
子供は珍しくスヤスヤ眠っていた。
夜泣きもほとんど無かった。
……あの人のおかげかな
、コンコンッ
水
ドアの向こうから、あの人の声がする。
赤
いつもと違う光景だから、焦ってしまって 変な返事になってしまった…。
水
彼…… ほとけさんは笑って顔を出した。
水
赤
必死に返すけど、目を逸らしてしまった。
水
気遣ってくれる優しい声。
赤
水
水
赤
水
まさか、見抜かれてるとは思わなかった。
…元彼は見てもくれなかったのに。
赤
遠慮が先走って口が止まらない。
水
水
確かに、言ってくれたけど、…
赤
水
赤
俺はこの笑顔に弱いのかもしれない。
水
水
赤
赤
水
いや、おかしい。
前から思っていたが、一般人とは到底思えない。
家が大きいお城で、俺が寝た部屋も一般的な部屋とは思えない綺麗さで、お金も使っても使っても無くならない…?
それに、さっきから執事みたいな人が数人働いている。
赤
赤
水
赤
水
水
水
、ん?ん?今なんて?
王子?王子って言った?
赤
赤
赤
水
驚きすぎて思わず大きい声を出してしまった。
通りで家がお城な訳だ。予想外すぎる。
赤
水
親の呼び方も凄い… もうなんか、頭が追いつかない。
水
水
赤
色々現実とはかけ離れた事が起きすぎて、子供に母乳をあげるのを忘れていた。
赤
水
赤
水
赤
そういえば、いつも人気のない場所で母乳をあげていたから気にしていなかったけれど、 今は目の前に王子がいるんだ。
完全に胸元を隠し忘れていた。
赤
水
少し気まずい空気が流れていた。
その日の午後。
少し落ち着いたこの時間。
我が子は眠っていて、俺は窓から綺麗な庭を眺めていた。
広すぎる庭、俺には明るすぎる空の色。
赤
あぁ、まただ。
また同じ事をグルグル考えてしまった。
今は大丈夫かもしれない。 でも、"3ヶ月"……
3ヶ月には俺はどうなっているのだろう。 何も分からない。
赤
不安でしょうがない。 胸がザワザワする。
水
背後からあの優しい声がした。
振り向くと、ほとけさんだった。
水
彼は、近すぎない程度に俺の隣に立った。
赤
水
彼は少し笑った。
一拍置いて、俺は言った
赤
赤
どうしても気になってしまった。
水
彼はすぐには答えなかった。 少し考えて、こう言った。
水
赤
水
水
まるで夢みたいな事を言うんだな、と思った。 だけど
水
彼の目は真剣だった。
水
水
彼は優しい笑顔で聞いてくる。
赤
水
赤
赤
初めて他の人に我が子の名前を教えた気がする。
水
優しく、柔らかく受け入れてくれるこの感じが、俺は嬉しい。
水
また質問が来る。
赤
赤
赤
水
水
水
彼は窓の景色を見て言う
赤
水
ミライが突然声を出してにこにこと笑った。
赤
赤
ミライと俺は見つめ合って笑う。 何だか気持ちが伝わっているようで幸せだ。
水
彼はただ一言
水
水
と言った。
水
水
ミライが他の人とこんなに幸せそうに笑うなんて、今まで無かった。
他の人がミライに近づくだけで泣きわめいていたのに……。
赤
赤
ほとけさんとミライが幸せそうに笑っていて、俺も笑顔が溢れ出てしまった。
なんでだろう…
でも少し
まるで「家族」みたいだな
と思ってしまった。
2話 END 𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎⇝ 3話
コメント
1件
続きありがとうございます;;💘 もうほんとに水さんの優しさが好きすぎますт_т🩵 最後の方ほんとに家族のように見えてきて感動しました> < ♡ 3ヶ月後どうなってるか予想がつかない꒰՞ ܸ. . ܸ՞꒱ 続き楽しみにしてますෆ.