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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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ごほんっ

じゃあ次俺のターンね(ニコッ

鷹斗

おう(ようやくこっち側になれる…=3

理恵

なんかゲームみたいだね💧w

……。。

(個人的に瞬の過去は……聞きたいけど聞きたくないわね……)

レイナ

(暴力魔だっけ……瞬にも酷い過去があるの…?)

葉音

(全然見えない……)

頼知

……。

えっと……俺は…

鷹斗

…………。。

鷹斗

(瞬……お前これからあんな酷い話するのに……なんで……)

そんな笑ってられるんだよ

今はまあ普通なんだけどw💦
昔は結構ヤバくてさw

虫とかすんげぇ殺しまくってたガキンチョだったんだよ

レイナ

えーw

葉音

やだ可哀想〜w

頼知

瞬らしくね?w

鷹斗

……〣

あははww ねっ?やばいっしょ?ww

鷹斗

……。

理恵

……〣

理恵

(…………瞬…)

鷹斗

………

それでな?ときたま虫に飽きて死んでた鼠とか引っ張ってきて解剖したりしてたw

葉音

やだ〜こっわ💦

レイナ

ヤバくね瞬ww

頼知

はははw

ほんっと今思えば相当気持ち悪い(うん。

それでそれを両親にバレりゃクソ怒られるっていうような日常だったわ=3w

葉音

はははw

レイナ

そりゃそうでしょww

あははww

鷹斗

……〣

鷹斗

(………瞬…何年お前の幼馴染やってきたと思ってんだよ)

お前……無理してるだろ

……それでさっ、まあ、突然のカミングアウトなんすけど…

……俺、ぶっちゃけ両親から全く愛されず育ったんだわ

レイナ

……!

頼知

……!!

レイナ

(えっ……)

だから、ガキの頃の俺は愛ってものを知らなくて…

どうやって「好き」っていう感情を伝えればいいのかも分からなかった

理恵

……〣

………俺さ、当時は全然気付かなかったんだけど…普通に父さんからは暴力振るわれてたし…そんな父さん見て何も言わねぇ母さんも怖かった

鷹斗

……〣

……ある日…………なんだったっけな、

父さんが母さんと口論してて……「瞬なんかお前が産まなきゃ良かったんだ」……って…言ってるのを聞いたんだ

「あんな化け物……俺達の子なわけない」とか訳わかんねぇこと言い合っててさ

「なんで俺が化け物呼ばわりされてんだよ」って当時は本当に困惑してたけど……

まあ今になっちゃ生き物家持ち帰って殺すとかそりゃキモイわな〜って思ってる……=3

まっ、それで…(むくっ

だんだんだんだん家に居んのが嫌になって……外で鷹斗達と会うことだけを目的に生きてきたら…

……家だと全然人柄変わる奴になっちまってさw

小学生でだぜ?w学校の俺と家の俺は本当に別人っつっても過言じゃなかったと思う(ペラペラ…

頼知

……〣

家だといつも両親に怯えてるんだ…w〣
本当は昔の楽しい3人家族に戻りたかっただけなのに…父さんから毎日浴びさせられる暴言のせいで……どんどん心崩れてった

多分……虫とか殺してたの……俺なりのストレス発散法だったんだと思う…。夫婦喧嘩にDV。家族関係もますます悪くなってって…俺は生き物殺すことに身を委ねるのが前より多くなった

……。

……そんなことしてたら両親からも更に気味悪がられるし……=3
「せめて母さんだけは……」って、愛してほしいからできるだけ「いい子」を演じてた

なんでも手伝いして、お使いとか率先してやって…宿題早く終わらせたりとか…テストでいい点とったこととか……すぐさま母さんに言ったりしてた

父さんが居ない……2人きりの時は……「凄いね瞬」「ありがとう」って……笑顔で言ってくれたから………………

俺はそれから、、母さんの笑顔のためには「父さんが居なくなることが1番なんじゃないか」って……考えるようになった

いつも母さんをボロボロにするのは父さんで……毎日隠れて泣いてんのも知ってた。。

「父さんさえ居なければ……」って(ギリ…

……〣(ゾク〣

……。

………………=3

……ただ…父さんを嫌いにはなれなかったんだ

昔の優しい父さんを俺は覚えていたから…

何しても褒めてくれて……「瞬は凄いな」って…………

それが嬉しくて……嬉しくて…褒めてくれる2人のために……俺は頑張ってきたのに……いつからか父さんは変わってた

しだいに俺の演じる「いい子」も……母さんにすら通用しなくなって…………父さんからの洗脳のせいか……母さんまで俺を「化け物」を見るような目で見てきた

「いつかあんたは人でも殺すのよ、虫なんか持って帰ってきて殺して……気持ち悪いっ……〣」つって……罵声浴びされるようになって……

正直……限界だった

ただ俺は……昔の3人家族に戻りたかっただけ……

どうして俺はこんなに頑張ってるのに……2人は褒めてくれなくなったんだろう……って

「俺が悪いんだ俺が悪いんだ……」って思い詰めてたら……気付いたら自分でもびっくりするくらい泣いてた

葉音

……〣

葉音

……瞬…

……

愛される。。。

そんな当たり前のことが俺には叶わなかった

俺が1番馬鹿なことしたのは……それから何週間かたったある夜だったかな……〣

理恵

……〣(グッ…

……夜勤で帰ってきた父さんが…母さんと話をしてたのを……たまたま目が覚めた俺は……聞くともなく聞いてた

父さんが「瞬の事だけど……」って話し出した時は、正直舞い上がるほど嬉しかったよ…

「父さんが俺の話をしようとしてくれてる!?//」………………って。

鷹斗

……

でも実際は全然嬉しい話じゃなかった

なんて言ったと思う……あいつ…w〣

……〣

「瞬なんか殺そう」…つったんだぜ…?〣w

……!〣

レイナ

……(ゾク〣

親のくせして……まだ小学生の俺を……「捨てよう」って……はっきりと…。゚ 。

母さんだけは否定してくれると思ったのに……あいつは「そうね…。」って馬鹿みたいな返事を返してた

鷹斗

……〣

母親なら我が子は守るのが使命だろ……って……ガキながら心の中で叫んでた

「俺がなにかしたのかよ……ずっと俺はいい子でいただろ……」
そんな俺の思いとは裏腹に……父さんは夜中。俺を殺そうとした

狂ったように淡々と殺人の方法を相談してる両親を見て……もう俺の心の中の「何か」が……切れた。

……

俺は…その日…………父親を殺した

頼知

……っ…!?〣

アイツが持ってきたナイフを不意をついて奪い返して……滅多刺しにした(グ…〣

……〣(サー…〣

……確か30回くらい刺した……って…記録には書いてあったかな……

俺は正直殺した瞬間のことは怒りとショックで何も覚えてない

ただ……すぐ側で泣き叫んでる母さんの姿だけは……鮮明に覚えてる

そっから数日間の記憶はぽっかり抜けてて……母さんと2人きりで暮らしてるとこ辺りからまた思い出せるんだけど……

案の定だけど母さんは俺を更に嫌うようになってた。でもその頃の俺はもう頭のネジがどっかぶっとんでて……はなから見たらあれはサイコパスだったと思う…

「もう父さんはいないから安心して」だとか…「どうしてそんなに怯えてるの?」だとか

そんな言葉をかける度に暴言、暴力を吐いてくる母さんに対して……俺は「今度こそ守るから」とか訳わかんないこと言いながらぶん殴ってたかな…

「もう恐ろしい奴は居ないのに……どうして母さんは笑顔になってくれないんだろう……」って、、日々思ってた

俺が少しでも気に食わないと……すぐに母さんに当たった。毎日毎日殴って……ボロボロにした。もう心が壊れてた俺には……それが愛の意思表示みたいになってた

それから何日かして……俺は突然母さんに叔母の家に預けられた

「お母さんは病院に行かなくちゃだから……ここでいい子にしてね」って……そう言って母さんは二度と俺の前に現れなかった

……叔母は幸い良い人で……「可哀想」な俺を心の底から愛してくれた

昔のトラウマからもだんだん解き放たれて……俺は幸せになってった

………それでも…俺は「好き」という感情を抱いて、それをどう表せばいいのかがまだ分からなかった

今度こそ愛されたい……今の母さんに愛されても……どこか満たされない……

そう悩んでた時……鷹斗の恋情に…俺は気付いた//〣

鷹斗

……!(ドクン

そうか……鷹斗は理恵が好きなんだ……って。

正直俺はその頃相当歪んでたから……鷹斗も理恵も多分「信頼出来る友達」だなんて思ってなかったと思う

都合のいい存在なだけで……2人とも素直だから利用してやろうって……馬鹿なこと思った

俺は幸せそうな鷹斗が大嫌いだったし……それなら鷹斗が好きな理恵を俺が奪ったら…………面白いんじゃね……?って……。

愛されてるくせに欲張る鷹斗が憎くて……俺は無理やりにでも誰かに愛されるために、自分の感情にも、2人との友情にも嘘をついた

俺はもともと「演じる」ことは得意だったから……理恵をアプローチすんのはぶっちゃけ難しくなかった

最初は「余裕だな…w」とか我ながら恐ろしいこと考えてたと思う

……それから何年かして…中学生になって……理恵と関わっていくうちに…俺ん中で変な感情が湧いてきた

何か分からないけど……本気で「理恵を守りたい」って思うようになってた

馬鹿な俺にはそれが何か分からなくて……ずっとずっとその思いを秘めてきた

大嫌いな鷹斗から……その好きな人を奪う。

この目的は……いつの間にか俺の中ではとっくに消滅してた

…………

高校生になって……ようやく気付いたんだ

俺は「本気で」……理恵と鷹斗を好きになってるんだって…

正直認めたくなかった

だって恋ってつれぇもん……w〣//

鷹斗が理恵に恋してんのは知ってたし……ほんの少し前まで俺は「理恵達を利用」しようとしてたんだから

こんな俺が理恵に届くはずがない……って

今までずっと演じてたなんて……口が裂けても言えねぇし……親友親友言っときながら馬鹿みてぇに恨んでたことなんてますます言えなかった

だから俺は理恵と付き合ってからも……ずっとずっと後悔してた

こんな俺でいいのか……?って

鷹斗の方が俺より何千倍も相応しいんじゃないのか……?って

………………いつか…鷹斗が俺らに依存症だってこと打ち明けてくれた時……

鷹斗

……

……本当に心の底から苦しくなった

俺今まで鷹斗の何を見てきたんだろう……って

同じように苦しんできてる奴が……すぐ隣にいたのに……なんで気付けなかったんだろう……って

ひょっとして俺なんか全然苦しい人生なんか送ってないんじゃないか……って……

本当に心の底からそう思った

鷹斗

……〣〣

理恵

……〣

さっき…レイナ達に言われたけどさ、

「鷹斗達のことどう思ってんの?」って

レイナ

……!〣

俺……昔は結構歪んでたけど……

一緒に過ごすうちに本気で2人のこと大好きになってたし…2人のおかげで今はこうやって普通に生きれてるんだ

だから……理恵と鷹斗には本当に感謝してるんだよ…//

理恵

……//。゚ 。

鷹斗

……。゚

ありがとな// こんな俺と一緒に居てくれて。゚

鷹斗

鷹斗

……//

鷹斗

お互いな(ポンッ

……!

…。゚ 。//

ははっw。゚ 。///

ぎゅっ

鷹斗

Σ うぉっ…

鷹斗……。゚ 。//(ギュゥ…

鷹斗

……=3//(ポンッ

……//

レイナ

……=3//

葉音

なんか……2人とも本当に辛い過去経験してたのに…すごいね…。//

頼知

それを経て「親友」ってなってるんだもんな……なんか……カッケェよお前ら//(ニカッ

あははw//

鷹斗

……=3//

理恵

……。゚ 。//(ウル…

理恵

たかちゃん…瞬…//

……。゚ 。

鷹斗

……。゚//

理恵

ふふふっ//。゚ 。

理恵

ガバッ!!//

鷹斗

ぅわっ💦

うぉっ//

理恵

理恵

2人ともっ。゚ 。

理恵

大好きだよっ。゚ 。//
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