尚翔
なぁ。真渚…
尚翔
おれさ、言いたいことあるんだけど。
真渚
いやだ。幼稚園の頃約束破ったのにまた破るの?そんなのやだ!!また1人になりたくない!!
尚翔
ちがう!まなきいて!
真渚
いやだよ。ぼく。なおくんなのこと大好きだもん。
尚翔
真渚?おれは、恋愛的意味でお前が好きなんだよ。
真渚
ぼくも、
真渚
いじめられても…お母さんとお父さんに見てもらえなくても…なおくんが僕の心の中で支えてくれた。
真渚
幼稚園の頃大嫌いって言ったけど…本当は大好きだよ!!
尚翔
俺も大好きだ!!ギュッ
なおくんはあったかくて優しい香りがした。
幼稚園の頃の記憶なんてそんなにないけど。
大好きなんだ。彼のことが。
どうしようもなく。
尚翔
真渚。俺と付き合ってください!!
真渚
もちろん!
尚翔
あ、あと。名前の呼び方かえね?なおくんはなんか恥ずかしい。俺のことも呼び捨てにしてよ。
真渚
っ!尚。大好きです!
尚翔
可愛い!!!照れてる!!
尚翔
これからは絶対に離さないからな!覚悟しとけ!!
真渚
うん!尚!
これは僕を救ってくれたかっこいいヒーローのおはなしです。