君は私の太陽

数日後

私は何も喉を通らなくなった

あと数日すれば私はこの世にいないなんて、

信じられなくて、

全て夢だったんじゃないか、などたくさん考える

前日

ｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾗｯ

「別れよう？」

そう言いもときは部屋を飛び出して行った

その日から私はもときと会わなくなった

そしてついにその日が来た

ﾋﾟｰｰｰｰｰｰ

○○の使っていた病室は綺麗になっていた

ｶﾞﾗｯ

そこには顔に布を被り横たわる○○がいた

もときは泣きじゃくった

○○の遺体の前で泣きじゃくった

先生はもときに一通の手紙を渡した

もときへ もときがこの手紙を読んでるってことは私はもうこの世に居ないってことだね。 寂しいけど、しょうがないね、 半年間ありがとう もときに出会って、初めて恋をして、付き合って、、、もときに初めての体験をさせて貰えたよ。 あ、そうだ、私、別れる時もときのこと好きじゃなくなったって言ったけど、あれ嘘なんだ、他に好きな人が出来たって言うのも、、、

ごめんね、最後まで嘘つきで、 私、病状が悪化してて、もときのこと思い出しにくくなっちゃってたんだ、 先生に言われるまで、もときの名前すら出てこなくて、、、もときのこと傷つけそうで怖くて言えなかった、だからあんな風に別れを告げちゃったんだ、でも結局傷つけちゃったよね、本当にごめんなさい、 自分勝手な私を許してください

それでもときはきっと病気からも解放されて自分のやりたいことが沢山できるよ！ それで、きっと最高な人に出会えるよ！ 大切で大好きな人に、、、 私の分まで幸せになってね ずっと大好きです♡ ありがとう 　 ○○より

数年後

もときは浜辺に座りながら曲を聴いている

○○の大好きだった曲を

もときが立ち上がると近くに女の人が座っているのに気がついた

その姿が○○に似ていたのでもときは思わず声に出してしまった

もときはその笑顔の虜になってしまった

だって、○○にそっくりの笑顔だったから

その女の人はもときに会釈をしてから帰ろうとした

やっぱりどこか似ている、

もしかしたら生まれ変わりなのかもしれないな、

だったら嬉しいな、

「もとき、その人と幸せにね」

「○○です！」

ー終ー

思ったより早く終わってしまいました

でも我ながらいい物語かな？とか思ったりしてます笑

またお話書いていきたいと思います！

今後ともお付き合い下さい🙇‍⤵︎