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鬼　と　ス　ミ　レ　.

第1話 - ？？？

674

2025年06月24日

#じばくしょーねんはなこくん

#地縛少年花子くん

#花子くん

#地縛少年花子くん夢小説

#赤根スミレ

@ ＿　な　な　し　🫧💜

Sumire .

わぁっ　!

Sumire .

見てください　あなた　!

Sumire .

綺麗なお花がいっぱい　‼︎

Hakubo .

ああ　… うん　。

Sumire .

ダメっ　!

Sumire .

そこはスミレの方が可愛いって仰ってくださいっ　‼︎

Sumire .

あら　。

Sumire .

おかえりなさい

Sumire .

あなた　。

Hakubo .

… うん　。

Sumire .

お着物着替えてくださいね　。

Sumire .

夕餉はすぐに用意します　。

Hakubo .

君はこういうのの面倒を見るのがホントに好きやね　。

Sumire .

ふふ　。

Hakubo .

けどこんなんやって意味あるん　?

Hakubo .

君が何か得するわけでもない　。

Sumire .

得はなくても　、

Sumire .

意味ならあるわ　。

Sumire .

この子たちは可哀想なの　。

Sumire .

とても酷い目にあって　、

Sumire .

自分の力だけではもう生きられないから　。

Sumire .

わたくしが全て掌握できるのよ　?

Sumire .

命も心も何もかも　。

Sumire .

生かすも×すもわたくし次第　。

Sumire .

そういうのが好きなんです　。

Hakubo .

ふうん　… 。

Hakubo .

そんで　、

Hakubo .

なんもかんも支配して　、

Hakubo .

君はどうしたいの　?

Sumire .

そうですわねぇ　、

Sumire .

わたくしがいなくなったときに

Sumire .

悲しんでもらいたい　。

Sumire .

泣いて泣いて　悲しんで　、

Sumire .

悲しいあまりおかしくなって　、

地獄へ落ちてくれたら嬉しいわ　。

Sumire .

こうやってあなたと過ごす夜も　、

Sumire .

今日で最後ね　。

Sumire .

ねぇ　、

Sumire .

最後なのだし　一つだけ良い　?

Hakubo .

一つ　…

Hakubo .

ああ　、　うん　… いいよ　。

Sumire .

っ　!

Hakubo .

で何　?

Sumire .

うふふっ　、　あのね

Sumire .

今夜くらい　、

Sumire .

夫婦らしいことしていただけないかしら　〜　って　… !

Hakubo .

なんやそっちか　。

Sumire .

いっ　‼︎

Sumire .

何するんですのっ　!

Hakubo .

はよ寝な　。

Sumire .

も　、　もう　… 。

嘘でも助けてとか　、

死にたくないとか　、

言ったり泣いたりできんのか　。

可愛くない女やな　。

わたくしがいなくなったときに　、

悲しんでもらいたい　。

泣いて泣いて

悲しいあまりおかしくなって

Hakubo .

… 、

地獄へ落ちてくれたら嬉しいわ　。

怒りも悲しみも

憎悪もなかった　。

ただ君に　、

あの日　あの夜　

言うべきこと

やるべきことが　、

Hakubo .

〜　…

Sumire .

〜　!

あったような気がして　。

Sumire .

あの人の思惑などわたくしに尋ねないでね　。

Sumire .

はるか昔　、　命を落としたあの日から

Sumire .

あの人には一度もお会いできてないの　。

Sumire .

いつかはきっと会いに来てくださると思ってましたわ

Sumire .

もしかしたらあの朴念仁

Sumire .

意外とわたくしを愛していて

Sumire .

あの瞬間を

Sumire .

わたくしの死を

Sumire .

悔いているのかしらって　、

Sumire .

だって　!

Sumire .

最も思い入れのある品が依代として選ばれるのでしょうっ　!

Nene .

スミレちゃん　…

Sumire .

でも　…

Sumire .

わたくしの勘違いだったみたいですわね　。

Sumire .

何度わたくしが死を繰り返しても　、

Sumire .

あの人は来ない　。

Sumire .

巫役が変わればあるいは　…

Sumire .

とも思ったけれど結果は同じ　。

Sumire .

流石にもう飽きてしまったわ　。

Sumire .

あなたたち　、

Sumire .

元の世界に戻りたいのでしょう　。

Sumire .

この札を剥がせば　、

Sumire .

ここから出られるはずですわよ　。

Sumire .

こんな時期に　、

Sumire .

桜なんて咲いていたかしら　。

Sumire .

薄暮　、　?

Sumire .

薄暮っ　!

Hakubo .

う“わ”あ“ 〜　!!⁇

Sumire .

まあ何よ　。

Sumire .

化け物でも見たような顔して　… 。

Sumire .

惚れた弱みっていうのは怖いですわね　… !

Sumire .

あなたに会ったら言ってやりたいこと　、

Sumire .

してやろうと思っていたこと

Sumire .

色々あったはずなんですけれど　…

Sumire .

顔を見たら忘れてしまいました　❤︎

Hakubo .

よお言うわ　… ほんまに　…

Sumire .

ですので＿

Sumire .

あなたの最後の仕事は

Sumire .

自分の依代　…

Sumire .

つまりわたくしを壊すこと　。

Sumire .

だからあなたが説得してね　。

Sumire .

お役目ですもの

Sumire .

できるでしょう　?

Hakubo .

…

Hakubo .

まあ　、

Hakubo .

まあ　、　やれと言うのなら　。

Sumire .

変わらないのね　。

Sumire .

まるであの夜に戻ったみたい

Sumire .

さ　、

Sumire .

寧々を探しに行きましょうか　。

Sumire .

寧々大丈夫かしら　…

Sumire .

ちゃんと雨宿りしているといいけど　… 。

Sumire .

…

Sumire .

薄暮　?

Hakubo .

…

Hakubo .

この村の外で

Hakubo .

子供に会うた　。

Hakubo .

源の　…

Hakubo .

なんや懐かしい顔した子供で　、

Hakubo .

弱いくせに威勢がよくて

Hakubo .

うるさくて

Hakubo .

聞き分けが悪い

Hakubo .

諭しても

Hakubo .

殴っても

Hakubo .

必死な顔して

Hakubo .

僕に立ち向かってくる　。

Hakubo .

誰も彼も幸せにするだとか

Hakubo .

むちゃくちゃなこと言うて　… 、

Hakubo .

けど　…

Hakubo .

あれくらいの情が

Hakubo .

僕にもあれば　…

Sumire .

もしかして　…

Sumire .

後悔しているんですか　?

Sumire .

あの時のこと　。

Hakubo .

……

Hakubo .

そうなんやろか　。

Sumire .

長考の末に曖昧な返しを　… 、

Sumire .

まぁ　、

Sumire .

そういう方でしたね　、　あなたは　。

Hakubo .

…

Hakubo .

貰ってあげようか　?

Hakubo .

きみのこと　。

Sumire .

…

Sumire .

お嫁に　?

Sumire .

ふふっ

Sumire .

何かと思えば　、

Sumire .

騙されませんわよ　。

Sumire .

なっ　、

Sumire .

なんのつもり＿

ｶﾞﾘｯ

Hakubo .

今度は本当　。

Sumire .

きゃ　〜　っ　!!??

ﾎﾞｺﾞｫｯ

Sumire .

何　⁉︎

Sumire .

なんですのっ　⁉︎

Sumire .

頭でも打ったんですか　⁉︎

Sumire .

もしかして　… あれですかっ　、　?

Sumire .

会えない時間が愛を育てるという　… 、

Hakubo .

なんやそれ

Hakubo .

意味わからん　。

Sumire .

意味がわからないのはあなたですよっ　!

Sumire .

説明してっ　!

Hakubo .

…

Hakubo .

… 消化不良なんよなぁ

Sumire .

… え　?

Hakubo .

まあ

Hakubo .

これまでも色々ありはしたけど　、

Hakubo .

全部まあそんなもんかとしか思えなくて

Hakubo .

きみへの気持ちだって　、

Hakubo .

情未満のものでしかないはずなのに

Hakubo .

それが百年前から　、　何をしててもずっと

Hakubo .

腹の底で燻り続けてるみたいで　。

Hakubo .

不愉快でたまらん

Sumire .

…

Sumire .

ほんとう　?

Hakubo .

うん

Sumire .

百年ずっと苦しんでいてくれた　?

Hakubo .

まあ　、

Hakubo .

呪いみたいな女なんやろな

Hakubo .

きみは　。

Sumire .

… !

Sumire .

ふふっ　。

Hakubo .

なんでそこで喜ぶのか

Hakubo .

わけわからん

Hakubo .

また君を見送ることもできるけど　、

Hakubo .

そうしたって何も変わらんし

Hakubo .

どうせ忘れられないなら

Hakubo .

せめて　…

ｶﾞﾘｯ

Hakubo .

もう　、

Hakubo .

好きにさしてもらうわ　… 。

君は僕に泣いてほしかったんやろ　。

言うてたもんなぁ

泣いて泣いて地獄に落ちろって　。

僕が普通の人間の男やったら良かったね　。

子供の頃きみと出会って

世話役になって

きみみたいに泣いたり笑ったりしながら

同じ時間を過ごせてたら

多分きみの望むようにきみを好きなって

きみが神に嫁いだときには泣いて縋って

地獄に落ちてやれたのになぁ

そうしてやりたかった　。

Sumire .

ふふっ　、

Sumire .

馬鹿ねぇ

Sumire .

ほんとうにかわいいひと　。

Sumire .

まだ気が付かないの　?

Sumire .

きっとここがあなたの　、

地獄の底なんだわ　。

そうか

なら良かった　。

ﾊﾞｷﾝｯ

この作品はいかがでしたか？

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あぁ悲しいでもあのシーン良いよねあごめんねアカント違うけど許してね

最後のスミレちゃん、アイコンが透明に.ᐟ‪.ᐣ どうやったの？

@ ＿　な　な　し　🫧💜

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