ヒロイン
ヒロインとまさにあの子のような人をいうんだろう
可愛いし背も低い
そして誰にでも優しい彼女
あの子を嫌いになる子なんて絶対いないと思う
そして三ツ谷君ととてもお似合いだ
私なんて小説の中にあるモブみたいなものだろう
顔も普通
身長なんて166cmもあって
可愛いといえない
小さい頃は大きくてよくいじられて
そんな私は誰にも関心されず
平凡に生きていくんだろうな
なんて今日も意味もないことを考えている
今日もいつも通り図書館でも行くか
トコトコ歩いていると変な奴に絡まれた
何こいつイラつく(ꐦ˘•ω•˘ )
私何もしてないんだけど
野乃
弱......
私の特技は柔道だ
全国大会で優勝したこともある
まぁ誰にも言ったことないんだけど
これってほっといて良いのかな
( ・∇・)・・・
なんか可哀想だから
公園のベンチに寝かしとくか
野乃
なんでこいつこんなに重いのよ
野乃
筋肉も対してついてないくせに
ボン
野乃
(´Д`)ハァ…
野乃
やっと運び終わった
三ツ谷
どうしたんだ?倒れたのか?
野乃
えっ?
三ツ谷
すげぇ怪我してるみたいだけどこいつどうかしたの?
私がやったなんてバレたら色々と面倒だな
野乃
なんか通りかかったら倒れてたから
野乃
可哀想だったから運んであげただけ
三ツ谷
ビクッた野乃がこれやったのかと思ったわ
野乃
いやこんな強そうな人私じゃ無理だよ
むっちゃ弱そうなんだけどね
三ツ谷
野乃気をつけろよ
野乃
うんありがとう
野乃
三ツ谷君もね
三ツ谷
おう
私のところじゃなくてあの子の所に行ったらいいのに