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その夜

俺は夢を見た

🍈

みんな待ってよぉ

👑

キャメ!おそいぞ!

🐷

ほらキャメさんがんばって!

俺はみんなから離れないように必死で歩いている

👾

もうすぐだからそれまで頑張れ

🍈

はぁい…

ずいぶんと背が低くなっている

だからか周囲の木がとても大きく感じる

🍈

はぁはぁ

ドン

ニキくんにぶつかった

着いていくのに精一杯で前を見ていなかった

👑

キャメ着いたか?

俺が顔を上げると目が眩む程の光が入ってきた

🍈

まぶしっ

🐷

どうー!!

🐷

ここ綺麗でしょー!

山の中の開けた場所

視界の先には海も見える

🍈

すごく綺麗!

👾

ここが秘密基地みたいなもんやな

👑

👑

ねぇ

👑

雨降るかも

🍈

え?

天気予報では雨なんて一言も言ってない

それでも村に住む人の予感は当たってしまった

👑

早く降りないと!

👾

おい待て焦るな!!

🍈

みんな!?まって〜

それは置いてかれそうで少し走った時だった

足元を見ていなかったのだ

俺の足は地面にはつかず空を切った

🍈

えっ

🐷

キャメさん!?

👑

キャメ!!!!

👾

キャメー!!

有り余るほどの重力を感じながら抵抗もできずに落ちていった

??

おおっ!?

??

君大丈夫!?

俺は何も言えなかった

??

もう大丈夫だからね

そんな優しくて可憐な声を聞きながら俺の意識は途絶えた

翌朝

👑

とりあえず準備からだな

🗽

うん!!がんばろう!!!

なんでそんなにやる気なんだろう

🍈

じゅはち大変だったら休んでても…

🗽

いや!いけるよ!!

🐷

頼りになりますねぇキャメさんと違って笑

🍈

なに!?

👾

ほら行くでー

そんなことを言いながら作業を進め

👑

じゃああとは予行練習だけだな

🐷

キャメさんとじゅはちたのんだよー!

🗽

まかせて!!

🍈

2回目……

👾

道間違えなきゃよかったのにな笑

🍈

ほんとだよ……

でも昨日よりは少し楽しみだった

じゅはちがいるから?

分からないけど夜が待ち遠しかった

👑

じゃああとは頼んだ!

🐷

ちゃんとやってきてねぇ!

🍈

はーい

🗽

はーい!!

🗽

じゃあめろちゃん行こっか!

🍈

そうだね

🍈

暗いね……

🗽

めろちゃん怖いのー?笑

🍈

いや!怖くないよ!

🗽

強がらなくても笑足震えてるよ笑笑

じゅはちにはバレてるみたいだ

🍈

これを子供たちがやるんだもんね

🍈

ほんとにトラウマだよね

🗽

これで危ない山に近づかなくなるならやる意味はあるのかな

🍈

そうだよねぇ…

でも子供たちが可哀想でならなかった

話しているうちに目的の神社に着いた

🍈

ここに御神酒を置けばいいんだっけ?

🗽

そうだったと思う!

🍈

じゃあ帰ろっか

ずいぶん夜が更けていた

ゆっくり帰っていると頭に水滴が

🍈

え雨?

🗽

雨だ…

🗽

雨宿りしなきゃ!!

じゅはちは俺の手を引っ張って 初めて会った半壊した神社に連れてきた

🍈

えここ入れるの?

🗽

うん多分?

🗽

とりあえず入らないと風邪ひいちゃう!

🍈

そうだね入ろうか

1分くらい経っただろうか

さっきまで鳴り響いてた雨の音はすっかりなくなっていた

🍈

え…止んだ?

🗽

そうみたいだね

🗽

とりあえず外に出ようか

出たら濡れてるはずの土が乾いていた

何か変だなと思いながらも2人で下山した

下山したら俺たちの名前を呼んでいる人が多くいた

👑

キャメー!!じゅはちー!!

🐷

キャメさん!?

🍈

ニキくんもりぃちょくんもなんでそんな慌ててるの

👾

お前ら!!

🍈

遅れたのは謝るけど少し雨宿りしてただけじゃん?

🐷

え……?

👑

お前たち4日間どこ行ってたんだ!?

🍈

……

🍈

は?

🗽

……

100年越しの貴女に

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