秋都
あ…あなた…達は
怜士
…秋都…
医者
…記憶障害ですね。日数を待って改善を見ましょうか
蓮
ありがとうございます。
琉貴
……ペコリ
秋都
……貴方たちは…どうして俺の事を…
怜士
……ッ…
バタバタッ(病室の外に出ていく)
琉貴
あ!怜央ッ!
蓮
…琉貴、
琉貴
……わかった
コツコツ(怜央を追いかける)
秋都
……?
蓮
俺は蓮。君の契約者だ。
秋都
契約者ッ?!
蓮
そう驚くな。同意の上だ。
秋都
俺は…何を忘れてしまったのだろうか…
蓮
……数日もすれば直るだろう…
秋都
俺の話を聞かせて貰えるか…?
蓮
あぁ…いいよ。
怜士
うっ…ッ…ひぐっ…
(人目につかない所で泣いている)
琉貴
怜央…やっと見つけた…ハァッハァッ…
怜士
ッ…ぁ……琉貴…スビ…
琉貴
怜央…目真っ赤…相当擦ったでしょ
怜士
だって…涙ッ…スビ止まんなくてッ…
怜士
……俺…どうしちゃったのかな…スビ
琉貴
……幼馴染が記憶障害なんだ。
琉貴
そうなってもおかしくない…
怜士
……琉貴…スビ…
琉貴
落ち着くまで、ここにいようか。
怜士
コク
秋都
そんなことが…
何か…思い出しそうなのに…
蓮
時間はある。ゆっくり思い出せればいいさ
秋都
……大丈夫か?
蓮
え?
秋都
悲しい目をしているから…
蓮
そう…か
バレてたか…早く記憶が戻ればいいが…
次回に続く